2006年個人的漫画ベスト10 : ヤマカム

マンガがあればいーのだ。的、2006年マンガベスト20!+10! : マンガがあればいーのだ。

とりあえず僕もやってみます。大晦日で来客があるのと、結構早い時間から飲まされたので色々と文章はショートです。単行本が出た作品とか連載中のものなどだけでなく、例えば新装版が出た古い作品とかも、自分の心の中でノミネートOKにしていました。だから『ドラえもん+』が出てるし、自分が買ったからとノミネートしてましたよ。

次点 ヒストリエ(岩明均)

ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)

とりあえず4巻まだですか、ということを強くいいたい作品です。雑誌連載がどのくらい遅々と進んでいるかは分かっているんですが。

10位 鉄腕バーティー(ゆうきまさみ)

鉄腕バーディー 14 (ヤングサンデーコミックス)

鉄腕バーディー 14 (ヤングサンデーコミックス)

アニメ化プロジェクトも楽しみですが、展開の進み方が「パトレイバー」の懐かしいゆうき節です。

9位 スーパーさぶっ!!劇場(村山文夫)

こちらは祝・単行本化、単行本になるのは諦めていたので、それがとにかく嬉しいです。ワールドカップのサッカー関連出版物発行バブルに乗れてきっかけとなったのなら、ブームも悪くないと思う(笑)。

8位 ラブロマ(とよ田みのる)

ラブロマ(5) <完> (アフタヌーンKC)

ラブロマ(5) <完> (アフタヌーンKC)

とにかく綺麗に終わってくれて作者先生ありがとうというだけです。次回新作連載も楽しみにしています。ピンボールをテーマにした読み切りというのも興味津々です。あと結城蛍は結局女装という訳ではなく、やっぱり女だったということじゃあれはないの?

7位 風雲児たち 幕末編(みなもと太郎)

風雲児たち 幕末編 (9) (SPコミックス)

風雲児たち 幕末編 (9) (SPコミックス)

ついに雑誌連載を追っかけ始めてしまいました。黒沢も終わって、いま自分が雑誌で追ってるのは「カイジ」と「風雲児たち」だけだ。

6位 最強伝説 黒沢(福本伸行)

最強伝説黒沢 11 (ビッグコミックス)

最強伝説黒沢 11 (ビッグコミックス)

そして衝撃の最終回の黒沢ですが、あの最終回はあれはあれで確かに悪くはないと思うけど、あの最終回に行くまでの打ち切りのような急展開とか、連載立ち上げ時期に福本先生がインタビューなどで広げていた風呂敷を考えると、こんな話じゃないはずだという思いが拭えない。

5位 鋼の錬金術師(荒川弘)

鋼の錬金術師(15) (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師(15) (ガンガンコミックス)

とにかく今年の連載分に関しては、イシュヴァール編を良く書ききったという事に尽きるでしょう。早く(時間発売予定月の)3月になってほしい。

4位 もやしもん(石川雅之)

もやしもん(4) (イブニングKC)

もやしもん(4) (イブニングKC)

日にとってはこれが1位になる気分の日もあったかも知れない。でも出たばかりの4巻は少し印象が薄いというか、散漫という印象は確かにそうかもしれない。『動物のお医者さん』のまんまで良いというのも同意かな。

3位 よつばと!(あずまきよひこ)

よつばと! (6) (電撃コミックス)

よつばと! (6) (電撃コミックス)

これまでも面白く楽しく幸せにさせて貰っていましたが、姪が産まれて育ってきて、妹と共に読み方大いに変わっています。こんな風に育って欲しいなという感じで読んでます。

2位 「さよなら絶望先生」久米田康治

さよなら絶望先生(6) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(6) (講談社コミックス)

もしかしたら今年の1位と2位は差しきってこっちだったかも知れない、そのぐらい特に最新刊あたりの雰囲気は好き。

1位 「ハヤテのごとく!」(畑健二郎)

ハヤテのごとく! 9 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 9 (少年サンデーコミックス)

まあこれはしゃあないでしょう(笑)。ただ単行本派として「ヒナ祭りシリーズ」が新刊で終わらなかったことは不満なので、やっぱり1位は師匠の方にすべきかなんてことも思う(笑)。
しかし『漫画家超残酷物語』とか『うつうつひでお日記』とか『リアル』とか入らなかったのは、自分の腹づもりだけでやってることなのに不思議だ。この中には王道少年マンガの類はほとんど入っていない訳で、そう考えたら日本の漫画界は自分にとっては全然大丈夫、良い新作は出続けてると思える状態ですね。