ディープインパクト薬物陽性問題一夜明けて

思う事は、マスコミ騒ぎすぎ、JRA慌てすぎという所でしょうか、冷静なのはフランス・ギャロとディープインパクトの陣営でしょうか。

「一夜あけて」 : 白線の内がわ

結局、凱旋門賞のレース後に「ディープインパクトが凱旋門賞というレースに負けた」というだけの事だったという総括に同意したように、結局日本のある馬がある海外のレースに言ったときに投薬ミスをして叱られるような事になりましたというだけの話だった訳で、JRAはまさに「馬券日記オケラセラ」さんが言うように、「冷静に徹底的な調査を」するべきだったのに、慌てふためいて狼狽してディープ陣営批判をこともあろうに理事長がしたにも関わらず、JRAからの調査や処分はありませんよみたいなことをさっさと発表してしまう愚かさは、徹底的に叩かれるべきだと思います。
その一方で一般マスコミがヒステリックに対応している、またそれに対して競馬マスコミの一部も「競馬を守らなくては」という意識の中で、過度に反応しすぎているとは思います。
今日も関西テレビの夕方のワイド番組を見ていると、「本当に競馬中継をしている局なのか?」と思わせる内容で、VTRまではかなりしっかりしていたのにスタジオに帰ってきた途端に、ヅラ告白のYアナは「これでディープインパクトは現役続行に転じて、来年も凱旋門賞に出るべきだ」とか怒りながら言い出すし、フランス・ギャロがディープインパクトに対して出走停止みたいになるかもという話になったら「そんなことフランス人に決められるこではない!!」とかキレ出すし、競馬中継にも関わっているOアナははっきりと落ち込み過ぎていて、全体にその空気が伝染して凄い重苦しいムードで、あの雰囲気だけ見たら「罰としてディープインパクトは殺処分になるかも」みたいに感じる人もいるのではと思うぐらい、はっきりいって過剰といって良いお通夜の雰囲気を作っていました。あれを競馬中継を数十年にもわたってやっているテレビ局がやったというのはちょっと情けなかった。だってコスモバルクが殺処分になるかも? なんて与太話の時と比べても、全然スタジオの空気が違っていた。
花岡貴子さんの「ねぇさんのティプログ」が今回の中で、ディープに近い方の中で、かなり冷静なマスコミ関係の方の論調だったので一番上に取り上げさせて頂きました。
あと過失として、非常に日本側に敬意を払って面目を保とうとしてくれているフランス側に対して、変な疑惑の目を向けるのも、たとえそれがヨタレベルの話であってもどうかと思います。