ツール・ド・フランス2006第14ステージ

休養日前とはいえアルプスの山岳に向かう一つ前のステージということ、またレース中盤まで逃げが決まらなかったこともあって、六人の逃げがこのまま容認されて決まってしまうのかなと思ったら、後続がどんどん追い上げていった上に、先頭集団が落車で半減してしまい、ゴール前では集団から伸びてきた選手が3秒差につける大追撃を振り切るという波乱の展開、凄い面白かった。それにしてもコメッソはやっぱりキャラが濃い。
番組の途中でフランス人が活躍していないというテーマで語っていた日にフランス人がステージ優勝するのも皮肉な話ですが、でも確かにもう過去フランス人が総合優勝をイノー以来もう20年以上していないというのもありますが、実は総合争い自体もここ何年かヴィランク以外いないんですよねえ、そりゃフランス人に自転車やろうという盛り上がりが欠けるのも無理ないか、あと今日は久しぶりにフレチャの姿をじっくりと見たけど、去年、一昨年とかなり逃げ集団にのって勝利こそ無かったけど活躍していただけに、今年のツールでは少し目立ってない感じなのは残念です。メンショフ、ボーヘルト、ラスムッセンフレイレといるから、黒子に徹しなくてはいけないんでしょうが、ちょっと寂しいと思うとともに、フレチャが埋もれてしまうぐらいラボバンクのメンバーが充実しているという事実を改めて感じました。