「第7回笑わんかい」
今日は朝から何か体調不良だったけど、ガンガンライブに行かない私はこういう機会じゃないと見れない人を求めて無理して行ってきました。いつもは開演ギリギリに入る自分ですが、今日はかなり早く入って席取りしていたんですが、その判断は正しかったようで、後で見たら知り合いはほとんど立ち見になっていました。今日の体調で立ち見はキツかったと思うので良かったです。チケットはジャルジャルの後藤さんより購入。目の前でベリー・ベリーの上田さんがチケット売り切る瞬間を見て和んだり、今日は「野球狂の詩」なんだなあとか、チケ売りしている人を見ながら思ったりしました。
ガンガンとビーサンに別れてから、それ以降ガンガン組には行った方はほとんど見る機会無かったので最近ネタ見てなかった人達が見れたのは嬉しいです。しかしブロックごとに8組というのは多い、ネタ時間も長いし体調良くなかった身には若干の苦行のブロックもありました(苦笑)。
新野新を久しぶりに、片山淳子を超久しぶりに見たのが、今回の一番嬉しかったこと(笑)。
- Aブロック
天竺鼠 コント「日暮れるわ!!〜CMソングの収録」
オチにビックリなのは、いかに自分が天竺鼠を今年に入ってみてなかったかということの証明なんですが、物凄い高評価だったんですが、よくよく後で考えたらオチだけだよなあ。ここに限らず、base勢はビーサンバトルとか、テレビ局主催の賞レースでは絶対にかけてこないようなネタ持ってくる人多かった(笑)。
ベリー・ベリー 漫才「重病の相方を見舞う」
凄い高評価していたけど、ここもかなり贔屓目だったかなあ、今思えばですが、いまのbaseの体制になってがんがんらいぶの方にもあまり出る機会が減ってしまったようで、もっと見たいなあ。
覆面マスク 漫才「教会で結婚式」
M-1の時も思ったけど、もっとホームでいつもやってるようなネタやれば良かったのにと思います。
ラフメーカー 漫才「ほほえましい光景→嘘」
松井開拓史 漫才「大中小」
ジャルジャル コント「英会話教室」
去年のオールザッツでやっていたアレです。このネタは1分でも3分でも5分でも出来るネタですねえ、多分60分でもこのネタだけで押し切ること、この人達なら出来るぞ(笑)。このネタは100回見ても、101回目に同じだけ笑える自信がある、ジャルジャルは金鉱を掘り当てた。圧倒的に一位だったけど、賞は取らないだろうなとも同時に思った(笑)。
アントニオ コント「ネガティヴなプロレスラーのインタビュー」
まあここはジャルジャルの後というのが厳しかった、健闘はしたと思う。
ビタミンS 漫才「デートプラン」
賞取るとは思ってなかったけど、自分のリアルタイム採点も高かったし、base勢の中では勝負ネタを持ってきた方だったからまあ納得ですね。妹さんは痩せて本当にキレイになったなあ、一部「ジャイケルマクソン」で『この中で恋愛関係にいる人はいるか?』という問いにボタン押したのは妹さんじゃないかという意見が根強いようですが、あんなに難波の街角でいつ見てもお兄ちゃんと一緒にいる人が職場恋愛しているなんてあり得ないような気がします。アニキの目線ってキツイぞぉ(笑)。
- Bブロック
金時 漫才「鳩」
金時の水準を考えると普通以下かな?
ピーマンズスタンダード 漫才「選挙の練習」
実力はあるんだけどなあ、このアウェーの弱さがそのまま「デッドオアライブ」の勝負弱さなんだろうなあ。
日刊ナンセンス 「NGショートコント」
ショートコントを嫌がる審査員でなければ大賞の出来、ということで今回最優秀でしたが、イシバシハザマもいなくなったし、今年ブレイクするということで僕の友人でこの場にいた人は一致していました。瞬間最大風速も吹いて納得の優勝でした。
ベリーショート 漫才「八百屋」
のりちゃんしゅうちゃん 漫才「映画監督になりたい」
しんたくいぬい 漫才「モテたい、悪くなりたい」
普通に面白いのに、なんであの導入とオチだ(笑)。
奥山務 コント「CDレンズクリーナー」
R-1ぐらんふりの一回戦突破できるかどうかというレベルに良くいるタイプの芸です。
ヒカリゴケ 漫才「親切な人」
今回エントリーリストを見て、今回のメンバーで「非吉本でアウェー向き、対外試合で戦える人はここだけだろうなあ」と思っていたら、もう案の定の結果でした(苦笑)。というかこのネタ対外試合で卸しているネタですしね、自己紹介的な基本的な下りからはいるなど、場慣れしている感じも見せていましたし、キャラがあそこまで高度に出来上がっていないから起こしている笑いは下がるけど、相方のお洒落を意識しているファッションに突っ込んでいく下りはNON STYLEより技術的、アイテムの選択肢は巧い。まあただこのコンビにとってワッハホールで本当にアウェーの地なのかという所もあるんですが(笑)。
トランスポーター コント「医者と父親」
技術があって本が練れてるだけに、ボケトかオチが弱いのが際立つのは不幸。
左ミドル 漫才「結婚したい」
ここまで出足良くて進むに連れて急速に右肩下がりの漫才も珍しい。
ラバープリンス コント「展望台のデート」
鯉女房 コント「お天気お姉さん」
お馴染み女装ネタ、このネタが一番良いネタという人と、なんでこのネタという評価に一日で両方出会いました(笑)。鯉女房って見ているときはかなり面白いんだけど、見終わるとどんなネタやってたか残らないんだよなあ。そういう意味で宇宙ネズミやつばめがえしとごっちゃになること多い。
鳳仙花 漫才「リズムにあわせて」
なんでこんなことした? 素直にCステで一位になったネタすれば良かったのに。
ゲスト:ロデオボックス コント「戦争体験を語る」
最近ビーサン綱渡りのロデオですが、やっぱりコント師はこれだけの持ち時間与えないと持ち味、真の実力を発揮できませんね、早く単独イベントとかまた出来るようになって欲しい。テレビサイズだけを意識せずに、こういうコント師には時間を与えて欲しい、ロデオボックスの実力、ポテンシャルの高さと、ビーサンで何故最近厳しいか両方凄く理解できてた舞台でした。
結果
ということで最優秀賞が日刊ナンセンス、優秀賞がビタミンSとヒカリゴケ、ということでまあ納得の結果、自分の採点が10点満点で10点がジャルジャル、9点が日刊ナンセンスと天竺鼠、8点がベリー・ベリー、ヒカリゴケ、ビタミンS、ダ・ヴィンチだったので、まあ概ね納得ですねえ、ジャルジャルは10点だけど審査員受けすると思わなかったし、天竺とベリー・ベリーは少し贔屓な気がするし、帰り道友人達と日刊ナンセンスは今年ブレイクするだろうなという話をして帰りました。
さかなDVDの単独ライブ「にじいろさかなの水族館」か、松竹のゴールデンウィーク興行のどちらかにも行こうと思ったんですが、そっちは疲れたので断念しました。
- 関連:さかなDVD単独ライブ「にじいろさかなの水族館」(みでぃの好きなところ)