武豊の牡馬クラシック騎乗馬はアドマイヤムーン、フサイチジャンクには岩田康誠
結論から先に言うとフサイチ側が武豊を袖にした、クビにしたという話だと思う。
この話はnetkeiba.comでは、フサイチ陣営がフライング気味に騎手変更を発表したことが書かれていたり、武豊騎手自身が「ボクの一存では決められないところまで来ていましたから、あとはオーナー間、厩舎間の折り合いに任せた形です。」と言っていることから、武豊自身の選択ではなく、馬主側、それもフサイチジャンク陣営が、いつまで経ってもどっちに乗るか決めない武豊の態度に業を煮やして、フサイチジャンク側から武豊を降ろしたと考えるのが、極めて自然な成り行きでしょう。
そして色々と揶揄されがちだし、そうされても仕方ないようなフサイチのオーナーですから、今回の件でも色々と言われているようですが、この推測が正しいとしてですが、
この件に関しては僕は関口オーナーか池江息子センセの決断かは分かりませんが、この決断を強く指示したいと思います。
全てのトライアルが終わってしばらく経ってからも、どの馬に本番で騎乗するかを明らかにしない武豊の振る舞いというのは、極めて不誠実で非常識なものであり例え武豊であろうとも許されることではない事が許されようとしていたのに、毅然と“No”を突きつけたフサイチジャンク陣営には、フサイチジャンクはフジテレビの番組の紐付きということを考えると、余計に評価したいところです。是非とも関口オーナーには「ジャンクSPORTS」にて、このフサイチジャンクの主戦騎手の降板の話をして頂きたいと思います。
この騎手変更は武豊がアドマイヤムーンを選んだのではなく、フサイチジャンク陣営が武豊の不誠実な対応に怒って武豊をクビにしたというのが、あらゆる状況証拠から導かれる結論だと考えますし、その決断をしたフサイチ陣営の方が極めて常識的な対応のように思えます。最も状況証拠なんてものは日本の警察・検察ぐらいしか証拠能力を認めない物ではありますが(笑)。
本来ならば、弥生賞あたりでアドマイヤムーンとフサイチジャンクをぶつけて、武豊に決断させるのが正しい対応であり、オーナーに対してもファンに対しても誠実な対応であると思うのですが、というかアドマイヤムーンが本田優から武豊に乗り替わりになること自体もおかしな話ではあると思うのですが、フサイチジャンク陣営には本田優に騎乗依頼するぐらいの“男樹”を見せて欲しかったと思うというのは、流石に言い過ぎというか、本宮マンガ、いや田原成貴マンガが過ぎるか(笑)。
ということで、僕は今回の騎手決定劇は、武豊が武豊であることに甘えた故に起きたこと、という風にしか思えないです。是非とも関口オーナーにはあの放言癖を今回は良い形で発揮して貰いたいと思います。真実を是非語って貰いたい。
- 悩んだ武豊 アドマイヤムーンを選択(馬券日記オケラセラ)
僕はそもそもこの選択は武豊の決断ではなく、フサイチジャンク側の決断という考えの者ですが、そもそも僕はエアグルーヴとビワハイジとイブキパーシヴの三頭を選択できる立場にあったときに、イブキパーシヴを選んだ武豊の相馬眼というものを全く信じていないというのもあって、「武豊は乗り捨てた馬には先着を許さないというジンクスがあるが」という分析はとても出来ないんですよね(笑)。色々と複雑な事件や事情が交錯して武豊は結局オークスでエアグルーヴに騎乗したわけですが、そういったものがなければあのオークスは蛯名正義の初GIや、ケント・デザーモに先駆けてマイケル・ロバーツの外国人初の日本のクラシック制覇になっていた可能性が高いというのは、声を大にして記録しておきたいところです。
いやでも日本競馬界の未来のためにも、「武豊だから許される」とか「猫も杓子も武豊」という風潮を止めるためにも、岩田フサイチジャンクには武豊アドマイヤムーンに先着し続けて欲しいと願います。
不誠実な態度をしている者は、いくら才能があってもダメだという、スポーツ的に青少年の教育にも大変よろしい結論に着地することを、今回の事例では強く願います。
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だからダービーにはしれっと武豊がフサイチジャンクに乗っているという事態だけはホンマにご勘弁ください。
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