高野連の連帯責任問題について

今回の駒大苫小牧の件において、連帯責任が他のチームムメイトにも波及する問題について、賛否は色々とあると思うのですが、部員の一人が陰でタバコ吸ってたり、学校の外でカツアゲや万引きやりましたという事例と、部長や監督による不祥事や部員同士の暴力事件、また今回のような複数の部員による不祥事は根本的に分けて考えるべきだと思います。一人の責任を全体の責任にしては行けない事例と、当事者だけの責任に納めては行けない事例というのは、それぞれ絶対にある。
また無関係の生徒が可哀想だからといって、組織の問題がとがめられないというのは、学校や指導者の責任は全く問われる形が無くなる訳だから、ベストではないけどもそれしか処罰する方法がないという考えになってきています。
最も組織を罰するにあたって、無関係の個人が犠牲になるというのは、普通にあることだという考えもあるけど、ただ日本の学校スポーツの問題として、学校が出場停止になったからといって他に移るというのが現実的に難しいというのも要因として大きすぎる訳で、この辺クラブチームになればチームは出場停止だけど、選手個人はそうなったら移籍すればいいということが難しいのも、この問題のややこしさの理由の一つでしょうね、まあクラブになっても人の繋がりなどが色々とあって難しいでしょうが。