昨日はフィギュア女子を堪能しました。

荒川静香の演技は心を鷲掴みにされる素晴らしいものでしたし、「日本のメダルだけに騒ぐなよ」というようなことを言う人でも素直に喜べる圧倒的な感じでの優勝は、日本人としても嬉しかったのですが、コーエンが元々ファンなのと(銀メダルをジッと見ていたのは印象的でした)、やっぱり今回こそは女王・スルツカヤに取らせてやりたいなという気持ちも結構強かったので、城田の笑顔がムカつくとかそういう要素抜きで、心にちょこっとだけ複雑な思いもありましたが、だからこそ現行のルール上にあってあれほど圧倒的な勝利と言える演技をしてくれた荒川さんは改めて素晴らしいなと思いました。

結果的にプルシェンコもそうでしたが、新採点基準にモロにハマった上に、従来からの実力者が勝ったというのは、意義が大きかったんだろうなあ、という思いをいましています。でもやっぱり自分は日本人だけど、コーエンのファンだけど、それでもスルツカヤに金メダル取らせてやりたかったという気持ちは、いまだに少ししています。というのは書いておきたいですねえ。