魅力ある選手を育てたい 野洲高校、山本佳司監督インタビュー 第2回

面白くて格好良いサッカーの監督インタビュー第二弾、甲子園や高校サッカー選手権が目標になっていることの歪さを指摘できる外野の人というのは重要ですし、野球界と違ってこういう人が外部から参入してくる門戸があるだけ、まだサッカー界の方が野球界より未来があると思う一方で、サッカー界もまだまだ全然こういう人材は足りていないと思います。ある意味、既得権の中にいた人じゃないから言えてることでもあるんですよね、この高校サッカーに対する違和感というのは、野球、サッカー、バレーボールと、ある程度学生スポーツがビジネスになり、既得権になっている業界の人が全てある程度受け止めて欲しいことだと思います。
指導者の暗黙の了解云々に関しては、日本のスポーツ界だけでなく、日本社会全体に言えることなんだろうなあ、なんかあっさりと凄いこと指摘していて、やっぱりこの人もただもんじゃないわ。
外国のクラブに移籍金が発生する形で買われるとか、有料の試合やってるんだから観客を沸かせないといけないという面白い話から、生徒達の進路の話まで濃密なインタビューです。
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