オリエンタルラジオの「武勇伝」における藤森の立ち位置はツッコミか?

あーそうか、オリエンタルラジオって男の世界の見方になると普通に格好良いんですよね、だから芸人さんとかでパクるというか真似する人が多いし、自分もbaseとかでMCの芸人が「武勇伝」をやってみるみたいなノリは去年だけで何度見たか分かんないぐらい見たし、そういう意味ではオリラジの「武勇伝」以外の普通の漫才とか、MCでのフリートークとかで、藤森が中田に対して普通に突っ込んでいるときの違和感っていまだに大きかったりします。ああいうなんか(初期の)吉田聡的世界観が肯定された世界ではなくなってしまっている。だからアレは「ボケとツッコミ」ではなく、「ボケと同意」や「ボケと共感」と言うべきものであり、藤森はツッコミを入れるときというのは、中田の方が世界観を崩す発言をしたときだけに限られているというのが、オリエンタルラジオの「武勇伝」の完成度の高さだと思うし、実際にその約束事が崩れているネタを「エンタの神様」で見たことがありましたが、そのデキはそりゃ酷いものでした。藤森は決して中田の世界観・人生観に関して作品中で否定しては行けないというのは、オリエンタルラジオに置いて重要な要素だと思います。
ということでオリエンタルラジオの「武勇伝」とは男の子の格好良いとはこういう事だという世界観が詰め込まれているのであり、それを代弁しているのが中田、それを肯定しているのが藤森ということだと思う、そりゃプロの芸人さんがみんな好きで真似したがるはずだよな、あれは物凄くスマートにお洒落な形で、泥臭い男の世界を描いている。