柳沢&中田浩を鹿島が救済

中田浩二に関しては、まだ鹿島に損をさせたとかいう人が、鹿島サボ以外でも相当にいるようなんですが、別に中田浩二が不正をしたとか、裏掻いたとではなく、あくまでルール通りやった訳だし、わずかでも貰える移籍金を鹿島フロントは面子で受け取らない方法の移籍にしたわけなんだから、中田浩二が国際ルール通りに出て行ったんだから、鹿島アントラーズがルール通りに呼び戻そうとするのは、大人のビジネスライクな良い形ですよね、「Jリーグの事情を考えずに、ローカルルールを考慮しないで損させた」みたいなことで騒ぎ立てるナイーヴさを見せる方が、よっほど外人に舐められますし、そっちを常識にしてしまうことの方が、外人に付け込まれる隙を与えるだけでしょう。
それに例えば韓国のKリーグ関係者から言わせれば、「Jリーグのチームは韓国の選手移籍のローカルルールを尊重してくれない」っていうことだという記事を読んだことがあるんですが、自分たちが選手取る分には相手のローカルルールなんて、国際的には通用しないとはねて、自分たちが選手取られる番になったら、「ローカルルールも尊重してくれよ」というのは、単に卑怯なだけの子供の駄々と変わらないと思います。
ということでこの件に関しては鹿島フロントが大人、きっと表に出てないだけでブラジル人の代理人と海千山千の駆け引きやりまくっているから、この辺で大人の判断できるようにはなっていたんでしょうかね、それなら端金でもマルセイユから貰っておけば良かったのにとか、中田浩二と複数年契約しとけば良かったのにと思わないこともないですが。
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