大晦日元旦のテレビ番組を振り返る

ジャイケルマクソンSP」のフットボールアワーブラックマヨネーズの新旧M-1王者にしてブサイク王の対決や「漫才マン!」は録画していますが、まだ見れておりません。

紅白に関してはハロプロとかモー娘史においてはかなり重要なものになっただろうなと思う以外は、(紅白という番組については)これをなぜ有終の美とする最後の紅白歌合戦にしなかったのかという疑問だけが残りました。本当にこれがラスト紅白とすればまだギリギリ有終の美になったんじゃないかな?

とりあえず思うのは、カウンダウン番組や年明けのバラエティ番組で、この番組を見ていた人が一番の勝ち組だったと思います。というよりファンダンゴ契約しているにも関わらず、この番組を見ていなかった、録画していなかった人間は徹底的に負け組です(笑)。昨日も書いたけど、これは完全に東京吉本版オールザッツでしたね、むしろこっちの方が昔のオールザッツのにおいがしました。

多分この番組の趣旨としては、賞金1000万円はM-1に対するパロディというか皮肉というか嫌がらせという意も含んでいると思うし、あと番組の作り方そのものは紅白というより、レコード大賞を筆頭とする各音楽賞のパロディとしてやったんだと思うんですが、レコード大賞などの音楽賞レース番組は既にこれだけ大がかりにパロディにやるだけの権威ではなく、この無駄に大規模にやったことは本当にただの無駄というしかなかったでしょう。結局、もはやゴールデンのお笑い番組が特番形式でお金かけてパロディするだけの価値はないということを分かっていないようなセンスの人たちが作った番組と言うことに尽きるでしょう。いや本人達にパロディの考えはないかもしれないけど、それならそれで尚のこと問題ですが。
あと賞金の1000万円とか100万円も審査も審査員もよく分からないままに決められて、こんなん別にお笑いファンとか関係なく、よく分からなく大金をもらうことに対する反感買うでしょう。こういうところの浮世離れが日テレのバラエティ班の分かっていない感だと思います。
ということでこの番組って「エンタの神様」の忘年会みたいなもので、そこで社長賞とか局長賞みたいな身内表彰を陣内さんとオリラジが受けたということでしょう。その表彰を客入れて、テレビの生中継でやったということだけでしょう。その割にはスタッフもフォーマットもほぼ同じなのに、いつもの「エンタの神様」の司会者を用意してこないとか、やっぱりこの局のネタ番組、バラエティ番組に対する取り組みはなんかおかしい。
ということで結論ですが、この番組は「陣内に1000万円」というケンコバとたむけんに一つ新しいネタをあげただけでしたね、まあそれで充分かとも思いますが(笑)。というか悪いけど、いまさら陣さんがグランプリでもないだろうとは思いますけどね、というか本当に1000万円貰えたのかな?(笑)

まあこういう番組のネタコーナーって普通こんなもんですよ(笑)。

リアルタイムでも書いたように関西地方は上沼恵美子のローカル番組のために今年も第2部までの放送だったから、ウンナンのネタなんて当然みれなかったよ!! という叫びもあるんですが、100万円クイズも応募しないとはいえ、関西だけ生殺しもどうかと思ったし、心おきなく天皇杯にチャンネル変えれたと言えば変えれたとはいえさあ、これから面白くなるところで関西はつまんないローカル番組に切り替わりは勘弁してもらいたいです。
しかし番組に関しては1部が例年より短く、関西の吉本勢がほとんどNGKからの中継、そして一番思ったのは、毎年この番組でしかテレビで見ないような大御所芸人がほとんど出なくなったことでしょうか、微妙に現在のお笑いブームからは背を向けていたこの正月の恒例番組の第1部でしたが、大きく時間を減らして、第2部の売れている若手の時間帯が時間取られたのは大きな変化でした。やっぱり3部以降も関西で放送してほしい。