TV危機 制作会社が人材難

まあ悪いけど、業界全体の自業自得ですよね、これまで安い制作費で悪い労働条件で文句を言ってこなかった先人たちが悪いわけで、公正取引とか労働基準法とかを本来啓蒙するべき放送メディアが一番それを無視してきたんだから、そのしっぺ返しが来たというだけなんでしょうが。
それにしてもテレビ局社員の年収の高さみたいなのを紹介したのはつい最近な気がするのに、テレビに良く出ている芸人さんの収入とか制作会社の社員の給料などの話は泣けてくる、はっきりいってこのまま現場に金が落ちないやり方を続けていては業界の先細りは目に見えているんですが、それを下から変える方法は全くないし、上から変えようとする人もいないようでは、業界としてダメとしか言えないでしょうね、テレビ局、代理店、プロダクションがそれぞれ持っている既得権益が強力すぎる。
やっぱりマードックホリエモンにテレビ局買収して貰うべきだったかなあ、悪いけどいまより悪くなるとはとても思えない。ホンマに郵政と年金が終わったら、次は放送に着手してくれる人がならんかなあ、これだけ生活に密着している業界で既得権益まみれというのは、いま言われている日本の諸問題と同次元の問題ですよ。
東京新聞)(情報元:雅楽多blog