「明石家さんまつり’05夏」

今日は昨日のこの番組の感想を書こうと思っていたんですが、ちょっと怖いです。まずなんかとんでもなく長くなりそうな気がいまからヒシヒシとしている(笑)。
そして僕がさんま師匠を語ると、どうしても自分の価値観とかそういうものの自分語りというか、さんまさんにいかに影響を受けたかということを語り倒すだけになるんじゃないかとか、色々と怖すぎです。とりあえず手綱はがっちり押さえっぱなしで、鞭はハナから持たずにいきたいと思います。
まずいきなりの番組の総論ですが、内容としては「さんまのSUPERからくりTV」と「踊る!さんま御殿」の合体でしたね、僕はさんまさんのレギュラー番組はこの二つだけ好きじゃなくて見ていないので、それだけで番組自体の感想は分かるようなものですね(笑)、なんか典型的なTBSや日本テレビがやるバラエティの2時間スペシャルのフォーマットでしたね、VTR見ながらアナウンサーが進行して、それとは別にホストがいて、パネラーが多すぎるという例のアレで説明できそうなアレです。
あとゲストの人選もなんか変だったなあ、たけし軍団から呼ぶのならラッシャー板前グレート義太夫だろと思うし、あと流石に大津びわこ、玉井健二を呼べとは言わないけど、長江健次奥貫薫加藤紀子ぐらいは配置できなかったか? MCは大岩さんとかいうウルトラC出来なかったか? 以下ダラダラといきます。

「さんまの冷凍保存」

あーこれ昔「ウルトラクイズ」の優勝商品で紹介されてた。正直、序盤は完璧にクイズのない「さんまのSUPERからくりTV」の特番ヴァージョンという感じで、心の底から雑に見ていました。

大竹しのぶ登場

TBSでやってよかったのは正直これだけか、ただフジテレビなら実はスタジオにいて、後半本人登場ぐらい持ってきていた気もするけど、というかTBSでやるんだったら、鶴太郎さんか柳葉さんぐらい呼んで、男女7人の話をもっとやっても良かったんじゃないの?

清水ミチコ凄げえ

正直、今回の主役はこの人と大竹しのぶさんだったと思う(笑)。いま24時間経ってソラで思い出せるのは、清水ミチコが物凄かったということしか思い出せないもん(笑)。

原口あきまさ

僕、この人のさんまさんのモノマネって、これまで似ているって思ったことなかったんですが、歌声似てたなあ、また当たり前だけど巧いし(笑)。つーか生歌やるのならTHE ALFEEブッキングしとけよ、フジテレビならTHE ALFEEの生演奏でさんまさん本人が歌ってたと思うぞ。
あと、似てると褒めたけど、原口歌詞忘れすぎ間違いすぎ(笑)。

「勝ち負けは取り欲の要素で左右されるほど甘くない。特に一流の世界では」

このコメントはいまでも根底に流れているというか、『頑張りました』『一生懸命やりました』的なコメントで、自分の映画とかドラマのアピールをする人に向けて、『頑張ったらいいってもんない、大事なのは結果や、頑張ってるのはみんなそうや!!』的なことを言い続けて、これまで数々のアイドル泣かしてきましたね(笑)。
でもさんまさんも言ってたけど、確かに最近の若い俳優さんとか芸人さんって、作品ダメ出しされると、『一生懸命やったのに』とか『みんな頑張ってやったんですよ』的な反論する人多いような気がする、さんまさんの『プロは結果や』の方が絶対に正しいよなあ、まあでもそう言われて堂々と反論出来るのも凄いけど(笑)。

「多少の雨では傘差さない」

昔、ヤンタンでは『雨が降るというのは天が濡れろと言ってるんだから、逆らったらあかんねん、雨に濡れることが必要やから降らしてんねん』という内容のことも言ってた。

「『10万人のファンより1人のエッチ』といって怒られました。」

オオナベさんにね(笑)。

男女7人夏物語』『男女7人秋物語

『「夏物語」はともかく、「秋物語」はオモロイかあ? あんな昼メロみたいなドラマ』という発言は今回出てきませんでしたね(笑)。

「子は春日井の甘納豆」

いやあれが滑ったのは、しばらく『笑っていいとも』『ヤングタウン』でネタになってたやん(笑)。

再び、大竹しのぶ

なんかこの二人の掛け合い見ていると、実は「偽装離婚」で人生賭けた「離婚ネタ」に付き合わさせられているんじやないかという気すらしてくるわ(苦笑)。だってネタとして全ての会話が完璧すぎるよ、絶対にネタ合わせしてるよ(笑)。

「日本のアニータ」

そりゃいまるちゃん怒るよ(笑)。

飲み会、食事会の後、走って帰って挨拶の間を与えてくれない

おさるより、玉井健二のほうがこの話、巧く面白く話せるというのは、おさるの問題なのか、玉井君がミュージシャンの域を超えた話術を身につけたのかどっちだろう。
というわけで、結論、やっぱりTBSだとこの程度、素材とキャストを大いに無駄遣いしましたね、ただフジテレビでやったとしても、結果は一緒だった気は少しだけしていて、発言しない人が多かったのは、ゲスト呼びすぎというのはもちろんあるんですが、やっぱり現在のテレビの現場の人がスタッフ側もタレント側も、生放送の番組製作能力相当落ちてるというのが、改めて露呈したような気がしました。最後のエンドロール見ていたら、作家はさんま班の一流所揃ってるんですよねえ、この作家陣でこの内容というのは正直ショックでした。
あと大岩賞介、藤沢めぐみの二人は作家として名前連ねるだけでなく出演するべきだったなあ、ということで何とか自分語りせずに済みました、その分内容薄いですが(笑)。でも一度きちんとさんまさん論は書きたいなあ。