「角座漫才王」

画質の悪い方のビデオで録って見ました。

安田大サーカス

これまで安田大サーカスにおいては守備的な役回りをしていた団長がついに攻撃的なポジションに回ったというか、安田団長の狂気の部分がようやく漫才にも織り込み始めました。これはまだ始まりですが、これが完成したら安田大サーカスM-1決勝行きますよ、団長がとにかく自由に攻撃出来るポジションに付けば、安田大サーカスは強いです。

アメリカザリガニ

ここも少しずつ新しい自分たちのスタイルを見つけ始めているようで、年始の番組でのビートたけしのアドバイスは結構効果的に効いている模様ですが、ここはまだまだ新しい道に踏み込み始めた矢先でしょう。
安田大サーカスはようやく一つの形を完成させていこうとしているけど、アメザリは若い頃に完成させて今までやってきて一時は頂点に届きかけたパターンを崩して、新たなものを創ろうとしているんだから、それは大サーカスがやろうとしていることより大変だと思うし、時間がかかると思うけど、アメザリのポテンシャルならきっと出来ると思うから頑張ってやってほしいです。

チョップリン

チョップリンはねえ……、結局ここに関しては、デビュー直後に人生最高のネタを出してしまった悲劇というか、本人達もそれの縮小再生産は言い過ぎでも、一度掘り当てた金脈の周辺ばかりを掘ろうとしているし、僕たちファンの側もやっぱりチョップリンを見るときには、ティッシュのネタを基準にして見てしまうんですよね、でもあんな凄いネタはもう絶対にとは言わないけど、何年かに一回の割合でコンスタントに出していくことは難しいんですよ、でも見てる側はあれがチョップリンの基準値になっているから辛いなあ、以上、「チョップリン」のところを「笑い飯」、「ティッシュ」のところを「奈良県立歴史民俗博物館」に置き換えても通用する話でした。