岡田総帥大いに吠える「マイネルレコルトの方が強い!」

競馬の世界も日本のマスコミはスターシステムを安易に発動させるというお話だとも言えるのですが、サイレンススズカ新馬勝った1戦1勝馬の身分でGI・重賞実績馬を差し置いて弥生賞で2番人気になったときも思ったのですが、先週の関西テレビドリーム競馬でもマイネルレコルトは三番手の扱いだったし、日本の競馬マスコミは血統の字面とか一レースで見せたインパクトに左右されすぎ、このサニーブライアンの年とかに起きたことが何の反省にもなっていない、というかそもそも反省なんかしてないんだろうな。
何年か前の「サラブレ」で井崎修五郎、杉本清鈴木淑子の三人が『20世紀の名馬を選出する』みたいなテーマで何ページにも渡って対談していたんですが、これがもう『貴方達は競馬始めて1年目とかですか?』みたいな薄っぺらい内容で愕然としたものですが、まあだからこの三人は競馬マスコミ界でメジャーをいまだにかっさらっているんでしょうが、もうちょっとどうにかならないもんなんでしょうか。
とりあえず僕はアドマイヤジャパンはともかく、ディープインパクトに関しては、弥生賞が終わって始めてクラシックの主役かどうか判断するべきで、現時点でのディープインパクトは主役候補生の一頭という枠組みでまだ良いと思う、だってOP特別で一発大インパクトなんて馬は、これまでにも沢山いたわけで、現状ではまだマイネルレコルトストーミーカフェ*1ヴァーミリアンディープインパクトが差し置いて主役扱いするのはおかしいと思います。ディープインパクトにとって弥生賞はまだまだテストされるべきステージで、主役を張るステージではないでしょう。もちろん今後の主役となるような実力を見せてくれるかも知れませんが、新馬若駒Sの二戦がどれだけ良い内容であっても、この扱いは過剰ですよ、この実績でこの人気は馬券としては危険といえるのは、「競馬予想TV!」に出る人ぐらいしかいないんでしょうか?
しかし良血・デビュー前評判馬に話題が集中する近年の傾向って、やっぱりPOGの弊害じゃないの? 何年か前に起きた議論蒸し返すようで悪いけど。(サンスポ)(情報元:ぱさぱさPURE GOLD−競馬ニュース−
追記:あとディープインパクト弥生賞でもし権利取れなかったりしたら、本賞金が1350万円だと皐月賞は今年のボーダーラインだと結構キツイんですよね、取れなかったときに起きるであろう騒がれ方を思うといまから嫌な感じ、まあすんなり権利取るか、モノポライザーでしたという風になればいいんですが。

*1:弥生賞って意味ではなく、クラシックという意味で名前を挙げています。