農水省が韓国への競走馬の輸出促進策に着手

市場としても小さくて販売価格も安い現在の韓国競馬の状況を考えると、将来に向けた先行投資以上の意味合いで取り組むべきなのかという疑問は大きいです。現状の韓国競馬市場では売れ残りセールにしかならない上に輸送コストの問題もありますし、将来的に韓国競馬が盛んになった際に、日本を購買相手の一番手と思ってもらえるようにするぐらいの気持ちでいいと思う。
むしろこういう努力をするのなら、もう既に競馬が盛んな国や地域に馬を売っていくこと、香港やロシアなんていう声も上がっていますが、高い馬をブランドイメージで欧米市場に売っていくことにもっと積極的に時間とお金を使っても良いような気がします。
とにかく未知数過ぎる韓国市場の開拓にエネルギーを費やすのなら、外国への競走馬輸出全体に対する取り組みとしてほしいです。とりあえず輸出コストの軽減、そして日本の競馬と売り馬情報の外国に対する宣伝活動を積極的に、特に外国への輸送コスト軽減のためには、専門の業者を農水省主導で作っても良いと思う、民業圧迫になる可能性もありますが、この記事読む限り、そんなに積極的に海外への輸送事業に取り組んでいる民間業者もいないように思うので、とりあえず輸送コストというのが一番ネックになっているのは確かなので、本気で考えているのなら、まずここに着手してほしいです。韓国に向けても100万円の馬を買うのに輸送コストが120万円かかるのでは話になりませんからね。(競馬と株の相変わらずの日々