「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」

最初の劇場版がそこそこ面白かったので、期待というほどのことなかったけど、まあ安心して見始めてたんだけどなあ(笑)、なんていうか、まあ確かにテレビシリーズ最初の劇場版と比べて、カタルシスがある方向性にはなっているんだけど、あまりにもリアリティとかを犠牲にというかそれ以前の問題のご都合主義にしすぎていて、ツッコミながら楽しむ物語になってしまった。これならテレビドラマ版のスペシャルの方が良い出来の回が多くあったように思います。
とりあえず一見、伏線のようなものとか、そう見ている人に感じさせる点をスルーというか、実は伏線でも何でもなかったというの多過ぎだよ。あの女管理官はあれで退場でその後出てこないとは思わなかった。何ていうか劇中で提示した問題点全てをほったらかして最後は物語的なカタルシスだけで手打ちにしたというのは、あんまりだと思った。視聴者馬鹿にしすぎと思うんだけど、あれで感動しちゃう人がいるんだからあれでいいのか。