ちょっといい話

敗者復活の会場現場組の感想は麒麟鉄板、ダイノジが次という感想がほとんどみたい。テレビ前よりも会場の感想の方を僕は信じます。やっぱりあれで良かったんだ。
うめだ花月組ではサバンナが一番良かったというのも会場の人で一番聞いた。僕は正直、今回のサバンナの出来は感動した、というかサバンナが敗者復活戦勝ちあがるんじゃないかと想像しただけでちょっとだけ泣いた(苦笑)。いや今日のサバンナは最高でした。
で、表題のいい話、敗者復活会場で恒例の優勝者インタビューとシャンパンファイトがあったらしいのですが、その場でも冗談を言いまくり、会場を盛り上げようとしていたアンタッチャブルに対して、「君ら、気ぃ遣いいやな、ええやつやな」といって司会の中田なおきさんが涙で声を詰まらせていたそうです*1。それにもらい泣きする会場という、素晴らしい場だったようです。この空気は確かにあの場にいた人たちだけが味わえる感動だと思います。テレビで後で見ても「たかが漫才の大会で何」って思う人が多いんでしょうが、この感動はライヴ参加者だけが得られる特権です、寒空の中長時間の報酬として素晴らしいです。改めておめでとうアンタッチャブル

*1:生粋の吉本芸人・中田なおきがその勝利を涙で祝った人力舎、東京のエースです。この涙がアンタにとってM-1のタイトルより1000万円よりも、一番の勲章でしょう。事前番組では冷たくあしらっていたけど、M-1に対する情熱という点でカンニングに対しても好意的なのが敗者復活戦の間のトークでわかったのも嬉しかった。中田なおきさん、あなたはM-1にいつまでも関わってください、そしてR-1をいつか制してください。