吉本興業の社員教育がなってないのはいまに始まった事じゃない

明石家さんま月亭八方の楽屋噺のネタとしても有名だけど、吉本の社員さんのいい加減さとか、奇行エピソードを数多く持つ人の多さはいまに始まった話じゃないし、そういう人がそんな性格が改まらないままに偉くなっている例も多いし、変な人がきちんと教育されないままマネージャーとして放任されていて、それが面白いネタになるんだから、それでいいんだ的な空気がこういう事態を招いたという気がしないでもないです。*1
しかも吉本興業は、昔から関西芸能界の大手芸能事務所だったといっても、ここまで事業規模とか経営規模が大きくなったのは、ここ数年のことでそういう急激な成長に対して、色んなことが間に合っていない印象、派閥争いとかでグチャグチャという話も簡単に漏れ伝わってくるし、最初はこの事件もそういうものがバックにあるかと思ったし。
個人的に僕はそういうの嫌いだけど、芸能界っていう体育会系の極みたいな場所において、注意した上で改まらなかったら手が出るというのは、僕は個人的にはそういうの嫌だからお笑い好きだけど、そういう道に進みたいと考えなかったんですが、自分の飛び込んだ世界がそういう常識の世界だということを認識していないこと、またそれをきちんと教育できていないというのは、吉本興業が責められるべき所だと思った。
島田紳助はここ数年の間に突然のように吉本に対する愛社精神みたいなのが生まれていたから、こういう注意をするようになったわけですが、昨日はさんまさんや巨人さんでも同じ事件が起きたといったけど、さんまさんだったら『アホは無視するに限る』とほっといたかもなあ、その後ラジオで『頭のおかしなマネージャーがいた』というネタにしていたかもしれないけど、そう考えた時にやっぱり注意してくれる紳助さんはありがたい存在じゃない、普段担当してくれている文化人さんはそういう注意してくれなかったってわけでしょ?