「主人公の話を聞く友達役」

スーパーリスナークラブの2004.01.26より

あと中越典子はかわいいけど主役では使いにくい、昔の佐藤仁美みたいな「主人公の友達役」を極められそうだ。キャストの3・4番目に名前が出るやつ。
これから「女・袴田吉彦」(※)としての中越の伝説が始まるのだ。
※ 袴田はキャストの3・4番目に名前が出る「主人公の友達役」みたいなのを7クール連続ぐらい続けていた記憶がある。これが世に言う「袴田伝説」である。「主人公の話を聞く友達役」のマスター、それが袴田。

昨日も話題にした『アジアを喰う』鈴木みそ/双葉社)によると、日本のテレビドラマを外人さんが見ると、『なぜ日本のドラマは一人にトラブルがあると、みんなで集まって「ガンバレ、ガンバレ」というのか?』というのがあるようで、確かに指摘されたら言ってるよなあと思うのと、だからいわゆる「主人公の友達役」って固定メンバーが多いのかと思いました。そういうの言ってて似合う人ってなるし限られるもんなあ(笑)。
あと日本人が他人に対してすぐに「がんばれ」っていうのは無責任だという指摘は、洋の東西を問わずに外人さんによく指摘されることです。多くの日本人にはなんでそれがいけないのか分からないだろうなとあと思いましたが(笑)、ようは「本人は頑張ってるんだから、他人がガンバレというのは失礼」「個人の問題は個人で解決するべきで他人が介入するべきではない」「どうしても介入したいのならガンバレって口で言うだけじゃなくて、手伝うべきだ」ということらしく、僕にはよく分かるのですが、みなさんはどうなんでしょうか?