CD 20年の歴史

一番興味深かったのは、90年代のCDバブルって、やっぱりレンタル業解禁とリンクしているんですね、以前に上岡龍太郎が『CDが100万枚売れた、200万枚売れたとか言ってるけど、そんなにお客さんは買っていない、あれはみんなTSUTAYAが買ってるんだ』といってたけど、まあほぼ当たりと見てよさそう。結局いまの音楽不況ってCD買ってた人は買ってるけど、レンタルしていたような人がP2Pし始めたってことなのかなと思ったけど、その割にレンタル屋さんが苦しんでいるというのは聞かないと思っていたら、最近久しぶりにいってビックリしたけど、売り場面積のレンタルCDが占める割合って激減してるんですね、最近のレンタル屋さんって、『最近の音楽不況は大手レンタルチェーンからの大量発注がなくなったからだ』と定義してみる。反響あると嬉しいなっと。
あと昔はみんなレンタルしたものをカセットテープにダビングして聴いていたわけだから、普通の人はそんなに音質にはこだわらない(というかわからない)し、安易に音楽を手に入れる方法を供給することが、音楽業界の発展に繋がるのは間違いないよなあ。それが分からないのはイタイ。まあそもそもバブルの頃を基準にしているということがすでにイタイんだけどね。