ガンフロンティア

H×H」で冨樫義博が描いている世界というのは、実は松本零士の言っている男の理想郷「ガン・フロンティア」みたいなもんなのかなと思ったり、案外「好きなことをしてもいいかわりに、自分が好きにされても構わない」みたいな弱肉強食が好きなのかもしれない。年を取ったら身体を鍛え出すタイプかもしれない。まあそれがああいう形で露骨に出てくるということは、創作上の計算ではなく単純にいま精神がかなり逝っちゃっているのが露出したとも言えるかもしれない。少なくとも少年誌でやっていいことと悪いことのリミッターは超えちゃったなぁ。ただこの人なんの制限もないところで書いたら、以外と黒い部分でなかったりするんだろうな。まあ僕の中では「こういうことしちゃう人」という認識なので、今更祭りにするのもなぁという感じですが、ネット復帰初日に体験した祭りだったので、ちょっと書いてみました。
しかしデビルマン、というか永井豪作品との比較がされていないのは、ちょっと意外。というか完全にもう世代が違うか?