今日買った本

『あずみ (34)』小山ゆう/小学館

「あれ? 『あずみ (35)』買ってなかった?」と思われる方いるでしょうが、買い忘れてた上に、僕は飛ばしてるの気付かないで読んで、家族に指摘されてあわてて手に入れたなんてことになっていました(笑)。

『風雲児たち幕末編 (6)』みなもと太郎/リイド社

お話としてはほとんどのエピソードが『雲竜奔馬』の頃に消化していたエピソードで、一部実際に絵を使いまわしているかは別にして、見たことのある構図のページも多かったのですが、やっぱり坂本龍馬の話では出来ないエピソードが多く丁寧に挟まれていて、みなもと太郎先生が潮出版社と喧嘩してリイド社に移って本当に良かったなあと思いました。ただ現在の発売中の連載誌でも『雲竜奔馬』で消化済みの日露交渉やってたのは少しビックリしたけど、それでもシーボルトいねや大村益次郎のエピソードをやりたいという作者の意図通りに出来ていてよかったです。龍馬モノだったら既にこれがあるしねえ、広く幕末モノでやりたいというみなもと先生の意図は正しいと思うし、そうじゃなかったら全30巻、20年にも及ぶ凄まじい素晴らしい振りとは隔絶してしまう。

今日のテレビ番組

夕方以降の番組はビデオに録って、明日見る予定なので、触れる番組は一つだけですが、通常放送がなかった「お台場明石城」のスペシャルだけやられてもなあ(笑)。

「渋谷DEどーも 爆笑オンエアライブ」

演者の皆さんも一部の若手の方を除けば、お祭りモードだったのでこっちもそんな感じで、皆さん祝日の昼間の放送ということで一番の自信ネタを持ってきている人が多かったですね、そうなると絶対にみんな見たことあるネタになるし(笑)。

いつも一生懸命に丁寧にやってることだけは伝わる、そういう所で若い女の子ファンとか、オッチャンオバチャンに好感を得る形でファンを開拓していけば良いんじゃないでしょうか、いやけなしているわけではなく、そういうポジションは確実にあるし、それで長生きしている人も決して少なくないし。

ネタはおそらく勝負ネタの「ニュースキャスターになりたい」番組や客層を考えてかなりテンポを落としていたけど、まあこの辺の配剤はもうイーグルさん始めみなさん中堅だし、そのぐらいはお手の物でしょう。新塾イーグルが満の溝上さんだと気付いたときの衝撃はでかかったなあ、なんてことを思い出しながら楽しく見ていました。

  • ペナルティ

古き良き東京コントを最新のセンスでリニューアルするとこうなりましたという感じで素晴らしい。アンタッチャブルが東京漫才の進化の最終形なら、ペナルティは東京のコントの新たな発展を切り開いたよ。
僕は「ポストダウンタウンウッチャンナンチャン」の一番手ぐらいの位置にペナルティはつけれるだけの実力を備えたと思っているのですが、現在のテレビの世界でペナルティに求められている役割がそういう方向じゃないからなあ、ペナルティは苦労人だし頭も良さそうだからそのあたりは自分から気を付けていくとは思うのですが。

  • ななめ45℃

ここは僕そんなに面白いとも思わないし、斬新なことも何一つやっていないけど、普通に観ていられるしそこそこ楽しむことが出来る、嫌味の無さがある、きっと三人とも悪い奴じゃないんだろうなあ、とにかくここは最初に持ってくる設定勝負ですが、設定だけがトリッキーでとにかくネタ中のボケは全て平易で分かりやすいし、最後はいい話落としにするところとかもパターンで、NHK的にも使いやすいし、地方のデパートとかの「お笑いショー」みたいなベタな営業とか強そう。いやけなしているように聞こえるかも知れないけど、大事なんですよ(笑)。ただそうするのならもっと分かりやすくして子供受けとか狙った方が良いような気も、現状少しトリッキー方面にはじけたいのか、ベタでいきたいのか見えにくい。

  • 三拍子

ここについてはいつも同じ事しか言ってないな(笑)。いやもったいないっすよ、こういうネタやってしまうのはということなんですけどね。ハマカーンやななめ45℃もそうですが、どうしても自分の引き出しの中にあるものだけでネタを作っているから、最後の所でインパクトに欠けるネタになってしまうんだと思うし、そういうネタの作り方を続けていたら血肉にならないんだよなあ。
とりあえず設定に関係のないボケが挟まりすぎていることとか、ネタが点と点の集合体で点と点が繋がった線になっていない(これは三拍子に限らず東京のコンビやトリオに凄く多い)、ボケが「1→2→3→4」ですらなく「1→1→1→1」という並列のボケが続くネタでは、プロデューサーやディレクターはともかく作家さんとかが審査員に入ってるオーディションやコンテストだとその辺の構成の甘さは絶対に指摘される所なんですよねえ、いやあもったいないよなあ。

  • カンカラ

欽ちゃんはこれで良いと思って入るんでしょうか?

「修学旅行」のネタ、今まで気になっていた無意味なボケをかなり削っていて改善が見られるけどまだまだダメ、「一人旅」や「デブニーランド」ぐらいの完成度はアベレージで出さないとM-1ファイナリストは苦しい。オチも前振りはしていたとはいえ、本ネタと関係のない所で落とさないで欲しかった。今年はやっぱりデブネタ一芸をとにかくやりまくって熟成させる年にした方が良いかも、デブネタメインのネタならあのオチでいいんだし。
あと一般の人を交えたゲームコーナーとかで、ペナルティやタカアンドトシのようなうまい素人絡みが出来なかったのは経験値の差として受け止めてほしい(笑)。ただここも芸人さんがそんなにいない事務所だから経験を積むという意味では不利なんだよなあ。

ひたすら「欧米か!」と突っ込むネタ、「大人か!」のネタもそうですが、タカトシの漫才が一つの完成型を得ましたね、このコンビはやっぱりM-1に一度出た上で二回目の挑戦が出来ていたらと思います。ラストチャンスがあれだったのは不運だった。
しかしフットボールアワーますだおかだが、M-1以降「M-1で燃え尽きた?」と思ってしまうような出来の中で、2丁拳銃おぎやはぎが更なる向上を見せているように、タカアンドトシもその流れにはいっているのは嬉しい限りです。*1
ただ言っちゃ悪いけど札幌での芸歴なんて周りにレベルが高い人も少ないし、プロには違いないけど所詮3部リーグとか4部リーグの経験であって、それを東京や大阪のコンビ同様の芸歴としてカウントしてやるのはちょっと厳しいなあと思う一方で、まだ東京に出てきて二年か三年で、あれだけの風格で完成度の高いネタやってるんですからタカアンドトシのポテンシャルは高い。

この「面接官の質問にしりとりで答える」というネタはアンジャッシュは推してるというか、結構勝負がかりっぽい番組でよく持ってくるネタ見たいなんだけど、アンジャッシュらしくないというか、昔からやっているネタだということもあるけど、最近のネタの完成度の高さを考えると、こういうネタはもうやらない方が良いと思うんですが、結構しつこくやってるということは本人達が気に入ってるんだろうなあ。
だってこれアンジャッシュのネタの中からしたら、つまんない部類にはいるよ、それぐらい特に最近の一連のネタは完成度が高いんだから、こんな誰でも思いつきそうなネタはやってほしくない。

*1:本当はアメリカザリガニもここで名前を挙げなきゃイカンのですが……。

兵庫チャンピオンシップ、ドンクール無傷の5連勝

今年はダートのほうが3歳は面白い。ジャパンダートダービーまでJRA南関東の路線が別れているのはもったいない。もう少し前倒し出来ないでしょうか。(netkeiba.com

アジア・マイル・チャレンジはとんでもないメンバーが集まっている

アジア・マイル・チャレンジ大成功で終わるんでしょうか、安田記念にはJRAとしても大駒がちょっとくれば良いぐらいのもんだろうし、面白くなってきた。合田さんが心配している日本にとっての最悪のケースについては、さらにマイネルソロモンが勝ったりしたらという所までいってほしかった。(合田直弘 世界の競馬

ヒシミラクル繋靭帯炎の疑い、このまま引退も

使っていればと思っていたけど、さすがにこれでは、坂路でしか追っていなかったのも、京都記念から間が空いたのも脚がだましだましだったのかなあ、残念です。(nikkansports.com)

「奨学金もない、恋人もいない、何もない」中国大学生 自殺深刻化

貧富の差もそうですが、一人っ子政策の影響も大きいんだろうなあ、あと共産主義だから宗教が禁止されているんだよね、それもすがるモノがないということなんでしょうか、やっぱりこの国が世界の工場であり市場と考えていくのは、無茶じゃないかなあ、大規模民衆反乱とか起こったら振り上げた手が止まらなそうで怖い。(Sankei Web)(情報元:はてな出張版すいか日記

森山周一郎の暴走機関車っぷりにNHKに抗議240件

堀尾アナに実況させるって、フジでいえば笠井アナ、関西で言えば宮根アナとかに実況させるようなもんで、その無茶苦茶なことが霞むなんて恐るべし!! でも関西だと『実況・角淳一、解説・板東英二、ゲスト・月亭八方』なんてことで、こういう事態になってるような気もしますが、あーそれでも副音声でのことか。

欧州で活躍する日本人に必要なモノ

福島兄弟が海外のYahooスポーツフランス版トップ記事に!

トップチームにいなくても本場で存在感を見せている素晴らしいですね、ブリヂストン・アンカーツール・ド・フランス出場の日が来ることももちろんですが、記事にもあるように福島康司選手へのヨーロッパのチームからのオファーが来てほしいです。
後半はスポーツ選手とファンサービスのお話、やっぱり中山とか森島を一年ぐらいヨーロッパに行かせたかったなあと、サッカーのほうの人材を思いをはせる、いまからチャンスと可能性があるとしたら……こいつか(笑)。(mas ciclismo News:2005.05.03付)

今日の自転車のニュース

ランスはやはりモチベーションを失っているらしい

そりゃそうだろうけど、曙太郎が毎年恒例のあんな感じだし、次に続くべき人たちもまだ本格化前だし普通にやれば7連覇は濃厚なんだけど、その普通の状態を保つというのが以下に過酷かという事なんでしょうね、ハミルトンが出れたらなあとも思うし、ランプレはどういう態勢で挑んでくるんでしょうか。(mas.ciclismo小ネタ通信)

オシム監督(千葉)記者会見コメント

挑戦しろ、リスクを取りに行け、その上での失敗なら私が全て責任を取ってやるといっているのは、格好良いし、選手はやる気出るだろうなあ、リスクを取りに行くことも、失敗した選手を切り捨てるだけのチームを見ているだけに余計に重いです。(J's GOAL)

今日見た試合

早朝に起きてチャンピオンズリーグの「リヴァプール×チェルシー」、そして昼間に「福岡×甲府」と「千葉×広島」など。
いやーリヴァプールが堅守でファイナルかあ、ベニテスはすげえなあ。一応ここまでで今年のチャンピオンズリーグの自分的最優秀選手はルイス・ガルシアチェルシーはでもここで全部手に入れなかったことで来年がますます楽しみ、テリーやギャラスの涙は確実に明日に向かっているよ、でもクレスポとの交換でトマソンあたり今シーズンからゲットしておけば良かったような気もする。試合前・試合中・試合後のアンフィールドの雰囲気も素敵すぎ。