『はねるのトびら』はもっと評価されて良い

「ほぼ100円ショップ」や「回転SUSHI」といった人気コーナーを抱えながらも、最近新たに「オンリーワン披露宴」というヒット企画を生み出し、新たに今日の「TOKYO BOYS COLLECTION」や、新コーナーの「E-1グランプリ」も、トークの上手いと定評のある芸人のエピソードを、トークが下手とされている芸人が語るという、なかなか攻めた企画をやっていて面白い。
ゴールデンタイム放送のバラエティとして、実際に子供や高齢者といった層に受けている番組、特に子供には一番人気のバラエティであり、冒険的な企画も多いのに、評価されていないのは本当に可哀想だと思う。もちろん評価していない人達の方がなんですが。
キングコング、インパルス、ロバート、ドランクドラゴンと地味ではあるけども、現在のテレビ界において重要な位置にいた上で、現役でネタをしている芸人が、守りに入らないで高齢者や子供向けでやらないといけない時間帯に、きちんと王道を守りながらも、攻めの姿勢を見せているところは、もっと評価してほしいというか、こういうメジャーで王道やってるところを、きちんと評価できないようでは、お笑い界、テレビバラエティの畑は、簡単に痩せてしまうのではと危惧するのです。

クイック・ジャパン (Vol.48) 太田出版 2003-04 by G-Tools