ジャンプの黄金期の半端無さ

少年ジャンプ黄金期の思い出せない最終話集 : 80年代後半〜90年代前半を回顧するブログ

ちなみに僕が初めて買ったジャンプは、星矢が教皇の間に踏み込んでいき、翼率いる日本代表がフランスで西ドイツとサッカーしていて、悟空が天津飯と天下一武道界を戦っていて、ジョジョは二部がクライマックスで、奇面組が部活挑戦シリーズで、キン肉マンが王位争奪戦の真っ最中だった。そしてしばらく買っていると、冨樫義博井上雄彦という新人作家の読み切りが載りだしていた。そりゃその後に黄金時代が来るはずだ。

この懐かしの号を読み返すと、フリーザとの戦いがクライマックスで、鬼塚が吉祥寺を制圧し、花道が流川と少し和解して、ポルナレフがありのまま今起こった事をしゃべっており、どこを開いても読み応え満載であった。

そりゃ600万部売れるだろ、こんなもん。本題の方について触れると、掲載誌が変わった『星矢』はともかく、『シティーハンター』の最後は全く覚えていなかった。『ウィングマン』はアニメと原作で最終回が違うことを今知った。『まじかるタルるートくん』の最終回は、この作品の後半の展開が嫌いで、最後の方は全然覚えてないぐらい流し読んでたんだけど、最終回に至るまでの展開とお話しは凄い感動した。この頃までの江川達也は間違いなく天才だった。『ろくでなしBLUES』は太尊がプロテストを受けるようになったあたり以降からの記憶がない。

408782280Xマンガ脳の鍛えかた 週刊少年ジャンプ40周年記念出版 (愛蔵版コミックス)
門倉紫麻
集英社 2010-03-19

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