「晒して何が悪い」と思ってるのなら「晒し上げるな」なんて声は無視できるはず

Twitter / 加野瀬: よくネットで「人の発言を晒し上げるな!」って言うけど ...

既に何人かが指摘しているけど、過剰に批判されて晒されてる例が多く、それに対しての反論が不誠実な例が多かったり、真っ当でない晒され方に対して、「擁護カウンター」が機能しないという面が問題という視点が、安易に同意している人も含めて抜けてる印象はある。この発言者は記名で論立てているから良いけど、このつぶやきに対して一言「同意!!」みたいなレスポンスや、ブクマコメしている人達は、もうちょっと物考えろと言いたいよね、そんな単純に賛同していい問題じゃないだろう。
あと「晒して何がいけないの?」といってる人達が「晒すな」という声に対して、過剰反応しすぎというのも何となく分かる。ネットで他人攻撃とか、晒しとかやってる人に「ジャイアン的ナイーブ」というのは、確かに一部で付きまとっている気はする。なんか「晒し上げ」とか「無断リンク禁止」という言葉に対して、異様に敵愾心を見せてくってかかっているのを見ると、そういう自由が保証されてないと、安心して他人を叩けない批判できない匂いを感じる。

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うわあ……。こいつらの職場とか学校に、この>>53はこいつとか、>>126はこいつとか、張り紙だせないかなあ。とりあえずPCの前に鏡でもおいて、どういう書き込みをどんな顔して自分はしているか、色々と見つけ直した方が良いと思うし、不正の告発とかはともかく、顔出し実名でできないようなことは、匿名でもしない方が良いというのは、今後のネットのモラルとして、当たり前のこととして、教育していかなくては行けないんだと思う。でもネット有名人達は、辻斬り上等の人達ばっかりで、学校教育の現場はとにかくネットに触らせない。ということでは無理だろうなあ。単純な匿名禁止という制度だけの問題では解決しない。

4480063919ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)
荻上チキ
筑摩書房 2007-10

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