現代の尺度で歴史を語っちゃいかん典型の論議

戦国時代とかに昔の戦って絶対先頭の奴死ぬじゃん、どうやって先頭決めるんだよ。誰もやりたくないだろ:remix2ch Blog

なんか農民兵が、いやいや戦わさせられていたという史観が目に付くなあ。実際は分捕りできるから、こういう農民兵の方が戦国時代はイケイケだったというか、農民が略奪したいから、お殿様を説得して戦争なんてことも、戦国期って度々あったものなんだけどね。
あと死生観についても現代の尺度で見過ぎ、この時期の武士がどんなに死にたがりだったかというのは、ちょっとしたことですぐに自ら切腹しようとしたり、大阪の役でも若い武士とかが、「ここを逃したら討ち死にの機会はもう巡ってこない」とばかりに、無茶な特攻して死にまくっているとか、

百姓から見た戦国大名 (ちくま新書) 黒田基樹 筑摩書房 2006-09 by G-Tools