言葉の暴力と自殺労災

タンカー会社の社員、上司の暴言で自殺 「会社をやめろ、辞表を出せ」「死ね」 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

言葉の暴力というのは、どこまで刑事事件にして良いものか。「死ね」という言葉を浴びせられた人が、本当にその言葉がきっかけで死んだら、発言者を殺人に問うのは酷すぎても、業務上過失致死ぐらいには捉えても良いのではないかと思う。
ということで、この上司個人に行政からの処罰は法律的にないのか? 今回の判例で注目なのは「人が見ている前で公然と行った」というのが、「企業における一般的な程度を超えていた」という判断材料が地裁レベルであるが認定されたことなので、命に関わる事件にならなくても、客前で店員を罵倒するような飲食店の経営している人達は、訴えられたら負けるぞということを、肝に銘じておいた方が良い。

4426109957過労死の労災申請
諏訪裕美子 色部祐
自由国民社 2010-07-17

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