新たな個人メディアの可能性を切り開く宇都宮徹壱

「微笑みの国」にて - 宇都宮徹壱コラム - Soccer Journal(サッカージャーナル)

有料メルマガを発行して、その購読料で取材をして、優先的にメルマガ会員にその取材の成果を届ける。というのは非常に面白い試みが、宇都宮通壱さんを発端にして広がっている訳ですが、これはあくまでもメルマガ読者には優先であって、独占されるものではないというのが面白い。つまりメルマガ読者は、自分が支持する書き手にお金を払うことで、自分たちの読みたい記事を書いてもらうだけでなく、世間にも読ませたい記事を書いて貰っているという訳で、単なる読者ではない知的な投資でもあり、今後色んな分野で広がっていって欲しい試みのように思います。
ちょっと岡田斗司夫がやってる「オタキングex」にも似てるんですよね、あそこまで大胆で物議を起こすようなものでもないけれど。でもDVD解説とかしているブログとかは、読者から有料会員を募って、有料メルマガの利益は全てDVD購入に使うとか、色んなジャンルで出来そうですよね。

4809408337フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009
宇都宮徹壱
東邦出版 2009-11-01

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