2010年10月3日の競馬ニュース〜凱旋門賞でござった

YouTube - PRIX de L' ARC DE TRIOMPHE 2010 - Vide'o du Quinte' de Dimanche 03 Octobre 2010 a` Longchamp

惜しがっていた人達がリアルタイムで多く見かけたけど、二頭の勝負になった段階で、全く交わせるような気配がなかった。これが世界の壁なのか、エルコンドルパサートゥザヴィクトリーナカヤマフェスタ、やっぱり世界は厚くて高くて、越え甲斐があるなあ、こんちくしょー!! とは思うけど、勝った馬は今年のダービー馬、つまり3歳、あの着差なら斤量差に思いが至るし、今年のダービー馬という事を考えると、同父の日本のダービー馬が行ってたら、なんてことも過ぎってしまうけど、ここは二ノ宮先生の経験と情熱に二度目の銀メダルを、ご本人は不本意かも知れませんが讃えたい。
日本生まれの日本調教馬で、日本でG1勝てなかった馬の子供が、凱旋門賞でここまでやったんだよなあ。まして社台の生産馬でもなければ、大資本馬主がオーナーでもない。そしてエルコンドルパサーと違い、ナカヤマフェスタはおそらく現役を続けるでしょうから、この馬自身が次に繋がっているところなど、エルコンドルパサーの時とは違う、さらに前に行くための布石を得たと捉えられる敗戦だったように思う。
しかしグリーンチャンネルは過去の映像ばかり流していたようですが、フジテレビTWOの中継は基本的に現地映像流しっぱなしだったので、ジョッキールーム、パドック本馬場入場と、現地の雰囲気を堪能できる中継だったし、実況は深夜に関西テレビの録画放送で、岡安アナの実況でレースをもう一度見ることも出来て、中継態勢もこの結果に負けない良さがありました。
武と蛯名、同期で同じ年の凱旋門賞への出走に思い至れることが出来たし、あとこれはいつもそうですが、やっぱりロンシャンの道中からして、丘陵を上り下りしているのが分かるコースの厳しさはやはり凄いです。

YouTube - 2010 Flower Bowl Invitational S. (Grade I) - Ave (Gb)

前哨戦としては良い競馬が出来た、というところでしょうか。ただこれで次は芝使うのか、ダートにするのか、なんか分かんない感じになったようにも思える。

YouTube - Zenyatta Wins the TVG Lady's Secret Stakes at Oak Tree Hollywood Park

そしてはゼニヤッタ素晴らしすぎる。ここまで来たら次のBCクラシックも勝って、全勝のまま引退してもらいたい。

ジェイエスの秋季繁殖馬セールにブゼンキャンドルが上場 - 座布団が行司にクリーンヒット

メジロラモーヌの失敗はあるけども、母父モガミってダメなイメージあるよなあ。なんかモガミとか、マグニチュードとか、自信の成績がない馬って、直仔は良いけど続かないイメージがある。「パーソロンは?」と言われたら一発で終了なんですが。というか社台がブゼンキャンドル買っていた。ということが一番驚かされる。もう何でもありで集めてるのが良く分かる。

チャンストウライが引退 土佐黒潮牧場で余生 - 座布団が行司にクリーンヒット

交流重賞勝ってるから、引退後の助成金出るのは大きいですね。良い余生を得ることが出来て良かった。