日本のラジオ業界の夕暮れ

SDカードにラジオを録音・再生できる『ラジレコ R-6』 - ガジェット通信

利権まみれで、様々な技術が制約されている中で、ラジオだけがどんどん新しい技術によって、新しい形が提示されていってる。という景気の良い話題のはずなのに、同じ日にラジオ局が一つ終了する話題がでている。

Radio-iが今日で閉局 - タスカプレミアム

北米ではインターネットの広がりと比例するように、テレビ広告収入が下がる一方で、ラジオは伸びているという話があったけど、日本のラジオ業界にそんな気配がないのは、せっかく新しい技術やガジェットがでても、それに対応するような柔軟性の無さに変わりはないんだよな。ネットでの再配信とか、録音機器の進化なども、利権としての弱さがお目こぼしになっているだけに過ぎない。
アメリカのモノマネでも良いから、他のメディアなどとの大胆な連携などを取る局が、そろそろ出てきても良いと思うのですが、特に地方のラジオ単独局や、コミュニティFMなど、小回りな所のほうがやりやすいことは多いはずなのです。でも貝塚コミュニティFMも本日で終了、10月よりネットラジオのみに移行とか、やっぱり景気悪いニュースばかりが続く。

4861304334漂流する広告・メディア――12人のキーパーソンと語る「マス×ネット」の今
藤田康人
日経BP企画 2009-12-01

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4797355573次世代メディアマーケティング
ケント・ワータイム イアン・フェンウィック 高広伯彦
ソフトバンククリエイティブ 2009-12-14

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