改めて今年のM-1大阪予選のレベルがヤバイことに気付いてしまった
これだけ大阪のメンバー低下したら、準決勝が東京だけで一本勝負になるのは、仕方ないよねという話に、大阪のお笑いファンが集まればなってしまう訳ですが、ただ去年までの準決勝が実質上、準々決勝にスライドした訳ですが、ただそれも結構メンバーヤバイことになるのではないだろうか? という話になったのです。
まず去年からどれだけメンバー低下するかと考えると、パッと思いつくだけでも、去年の準決勝勢だけで考えても、笑い飯、アジアン、ジャルジャル、とろサーモン、ソラシドが東京に行って、ダイアン、ヘッドライトが芸歴オーバー、決勝経験者で大阪に残って予選を受けるであろうコンビは、千鳥とモンスターエンジンだけという有様です。
また去年の準決勝新顔となった、baseの三期メンバーもガスマスクガール、コマンダンテ、プリマ旦那、見取り図と安定して高い結果を、base以外で出せているとは言い難く、四組全員が二年連続でNGKに辿り着けるとは言いがたいように思います。
ということで大阪の準々決勝に辿り着けるラインはどのあたりだろうと、前売券3500円・当日券4000円でNGKで公演するということは、レベルが残念ながら保証されていないことも含めると、例年の準決勝のように30組から35組程度の出演者は、興行として成立させるために必要となるでしょう。
とりあえず思いついた、その席で名前が出たところを全部書き出していきました。ビックリするぐらい基準甘めです(笑)。
千鳥、モンスターエンジン、銀シャリ、スマイル、藤崎マーケット、span!、プラスマイナス、スーパーマラドーナ、ウーマンラッシュアワー、かまいたち、ギャロップ、和牛、さらば青春の光、プリンセス金魚、天竺鼠、ソーセージ、GAG少年楽団、志ん茶、ヘンダーソン、学天即、モストデンジャラストリオ、のろし
ここまで22組です。三回戦ボーイの元・極悪連合のモストデンジャラストリオや、のろしも、さすがに今回は残るだろうというメンバーです。ただこれで22組ですから、やっぱり相当キツイです。ということで去年の初めて準決勝進出した組や、過去に残ったことのあるコンビも全部残すことにしてみましょう。
ガスマスクガール、コマンダンテ、プリマ旦那、見取り図、ミサイルマン、ボルトボルズ、トライアングル、おしどり、なんばよこやま、ハム、変ホ長調
これで全33組ですが、この33組で3500円の興行で、900人の箱が満員になるとは、どうしても思えないから、そしていまあげた11組の中だと、僕は半分も残らないと思うんですよね……。ということでこの10組は4組みぐらいしか残らないと考えて、さらに例年の大阪準決勝の33組前後と考えても、やはり40組は残すと思うんですよ、興行として成立させることを考えれば、そうなるとこの辺にまでチャンスが回ってきそう。
女と男、チキチキジョニー、ビタミンS、ビコーン!、かりんとう、びわこメロディ、ソメイヨシノ、どんぐり兄弟、ぎんがてつどう、ななまがり、自由気まま、ドレッドノート、つばさ・きよし、ラフ次元、タナからイケダ、にほんしゅ、モンロー、カブレラ、シャングリラ、土佐駒、恋愛小説家、特殊免許、キンチャク、らんちきハイツ、乱太郎、アトミックバカ……etc
このあたりから10組から15組ぐらいまで、準々決勝に残ってくる可能性が高いのではないでしょうか? NGK到達ラインの線引きが、ラフ次元やタナからイケダになるのかあ。でもこの辺が現実的な線引きなんですよねえ……。
大阪のM-1予選って、たった五年程度前で、二回戦とかで1000円払えば、笑い飯と麒麟とチュートリアルとブラックマヨネーズとNON STYLEが一日で全部見れたりしたのに、どうしていつの間にこうなったんだ?(笑)
だって本当なら最初のこの辺は確定だろう。という21組の段階で、天竺鼠やソーセージみたいな、本気で漫才に取り組んでない、漫才の新ネタ作っていないコント師は外さないとダメなのに、どう考えてもこの辺は外せない、外れようがないというのが、いまの大阪のレベルを現しすぎている。やっぱり大阪は土壌を育てること、残すことに完全に上方演芸界は失敗してしまったなあ……。
マジで準決勝30組に関西勢はどれだけ残るんだろう? 10組残ったお祝い、5組でもおかしくないという状況ではないでしょうか? いやホンマ繰り返すけど、こんな短期間にどうしてこんな事になってしまったんだろう?
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