『週刊少年ジャンプ』という巨大なガラパゴス

マガジン作家「ジャンプは『ジャンプ漫画』を強要してくる!好きに描かせてくれるマガジン最高!」:アルファルファモザイク

丁度昼間に『バクマン。』やりすぎ感のあるジャンプ至上主義の話になっていた矢先に、この記事を読んだのですが、黄金時代のジャンプは読者の方にも、「ジャンプにあらずんば漫画にあらず」とか、「ジャンプ以外の漫画雑誌を読むのは堕落」という意識付けを、読者達に植え付けることに成功していたけど、ジャンプの作家は他の雑誌の漫画家と交流が少ない。という話もオタク系のライターなどから話が出るけど、実際に岡崎京子が交通事故にあった時も、「よく知らない漫画家」と言っていた、超有名なジャンプの作家がいたけど、ジャンプの漫画家ってジャンプしか知らない人が多い気はする。自分がジャンプ読まなくなって以降の本多先生とかは分からないけど、ジャンプのギャグマンガ家で、ジャンプ以外、集英社以外の雑誌の漫画のパロディやってたのって、江口寿史新沢基栄ぐらいしかいなかったような気がする。その新沢先生も『3年奇面組』『青春動物園ズウ』のパロディやったときは、「読者が誰も分からなかった」って言ってたからなあ。ジャンプというのは昔から偉大なガラパゴスだったんだなあ。

4063842762進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
諫山創
講談社 2010-03-17

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