『M-1グランプリ2010』の大会要綱が発表

今年で終了とかいう、根拠のない話題が先行していたM-1ですが、そんな気配を全く見せずに、今大会は大きく予選を拡大して行われることが発表されました。吉本にとっては予選がビッグビジネスになっている。という点を考えてもM-1が今年で打ち切り話は、かなり根拠が薄いという思いを強くしました。
主な変更点は、一回戦が八月中から開催されること、新潟、愛媛という新しい一回戦会場が設定されたこと、そして三回戦と準決勝の間に、新たに準々決勝が設けられたこと。この準々決勝が会場やチケット単価を見る限り、従来の準決勝になっていて、準決勝は示唆されている情報を組み合わせると、30組が進出すると定数が決められていて、この段階でテレビ放送される可能性や、審査員が決勝と同一になるという情報もあるようです。
あと10年以内という芸歴の区切りが、5月という設定になったようで、これで今年ラストチャンスと行っていた芸人の何組か（タイムマシーン3号、平成ノブシコブシなどの名前が出ていました）が、今年のエントリー条件から外れている可能性があるとのことで、この辺は注意深く見守りたいです。
世間的には年末がM-1なんだろうけど、お笑い業界の人や高濃度のフリークには、もうあと二ヶ月もしないうちに、M-1が始まるという季節になってしまいました。まだ『キングオブコント』も一回戦やってる最中なんですが、やっぱりM-1の特別度合いは違うなあ、大会の要綱発表だけでこんなに楽しい。