アニメやマンガが描こうとしている先の世界と主人公について

『ドラゴンボール』の悟空と碇ゲンドウの共通性について - tyokorataの日記

そうそう天津飯の最後の台詞って、作品全体から見ても、相当に浮いていて印象深かったんだよね。あれは『あしたのジョー』ののりちゃんが、ジョーに「ついていけそうにない」と言ったのと同じ台詞なんだな。

「HUNTER×HUNTER」から考える倫理と社会の話 ゴン編 - ポンコツ山田.com

その先を描く物語として、善と悪が相対化された社会や正義から、善でも悪でもない主人公というのが、出てきているように思う。つまり孫悟空以降の無垢な主人公が、マイルールの倫理で突っ走ることで物語を薦めていく、90年代以降のジャンプの主流となった世界観。『DEATH NOTE』なんかも比較的この亜種に近い。

鋼の錬金術師:連載9年で完結へ 次回7月号に最終回 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

そして現在、その先の物語を描いている『鋼の錬金術師』が終わろうとしている。この作品の完結を持って、さらにその先の物語が見えてくるだろうか。

鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 25 (ガンガンコミックス)

おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC) ×××HOLiC(17) (KCデラックス) NARUTO―ナルト― 51 (ジャンプコミックス) 鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス) のだめカンタービレ(24) (講談社コミックスキス)

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