日本サッカー協会、描かれない未来図

【すぽーつサロン】日本サッカー協会に未来図はあるのか? (1/2ページ) - MSN産経ニュース

先月末、早くも2014年のブラジル大会に向け、ギド・ブッフバルト氏の名前が次期日本代表監督の“候補”として報道された。しかし、4日に欧州視察を終えて帰国した日本サッカー協会犬飼基昭会長は、この報道を完全否定。「根も葉もない話」と一笑に付した。

とりあえず報知の観測気球を、犬飼会長は否定と、犬飼派閥からの観測気球ではなかったのか、上げてみて反応が良くなかったから下げたのか、それともこれはダミーなのか、いまいち良く分かんないけどね。

実績や戦術よりも協会とのコネが優先されるようでは本末転倒だ。

協会としては、ある程度の実績と知名度があり、協会との意思疎通がはかれる人物が監督候補の理想像なのかもしれないが、そこには「日本のサッカーを強くしたい」という一番重要な思いが欠落しているように思える。むしろ、今の日本代表には、協会のイエスマンではなく、時には協会と対立してでも独自の哲学を押し通すような情熱のある人材が必要なのではないか。

安易に監督の首をすげ替えるだけなら、犬飼会長を筆頭に協会幹部の責任も問われて然るべきはず。協会がいつまでも監督や選手に責任を転嫁し続けるのであれば、日本のサッカーに未来はない。

なんかマスコミを通じて、ようやく真っ当な協会批判が出てきた。ブログとかTwitterでは、このぐらいのこと普通に言われてることだけど、メディアを通じては、ようやくこれが最初という感覚です。

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森田浩之

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