『ホンマでっか!?TV 2時間半スペシャル』2010年4月5日放送分

いつも30分の番組が、二時間半スペシャルで番組をやると、レギュラー出演者の深いところに入っていけるのが楽しいし、また深いところを突っついていくと、色んなものが出てくる人たちなのが面白い。
尾木ママは、随分と前から色んな番組に出ているのに、このキャラを開花させたというか、あえて他の人たちが弄らなかったところを、さんまさんが弄ったおかげで、本人もどんどんとキャラを出すようになりました。澤口先生、紳助こと金子先生といい、いやまあ浅田美代子、中村玉緒、西村知美といった、さんま以外の他のバラエティ番組では、扱いきれない人たちを、次々と開花させていったことを考えたら、このぐらい何でもないように思いますが、池田先生もあのカミングアウトは、明石家さんまの前に、つい安心してしまったんでしょうね（笑）。
しかし今回の番組で残念だったのは、ゲストに野村夫人ことサッチーが出ていたことです。もう評論家陣が発言している最中にも、どんどん割り込んできて自説を説教臭く語り出していたけど、この番組の面白いのは、あってるかあってないかはともかく、理屈だけで物事を解決しようとする、決め付けるというところなのに、そういう所自分の経験や感情による決め付けで、物事を語る人を出して来ちゃダメだろう。
というかさんまさんはサッチー大NGのはずなのに、大丈夫なのかなあ。この番組これが原因で終わらないだろうか。『さんまのなんでもダービー』が終わった理由は、サッチーをゲストに呼んだからだから心配です。