売れて欲しくないというより、お笑いファンは保守的で変化を極端に好まないだけだと思う
芸人を叩く気持ちと「有名になってほしくない」と言う気持ちが分からない・・・。|お笑い好きで腐男子の適当な日々
昨日はノンスタやキンコンが叩かれている方を話題にしましたが、今度は「有名になってほしくない」と考える人たちついて書きます。
「有名になってほしくない」という理由は二点考えられて、東京のファンの場合は、それが成り立っているのは少数なんだけど、別に有名にならなくても生活が成り立つレベルで、自由な活動が出来る劇場で動員して、イベントだけで成り立つ地場があったり、俳優や音楽活動しながら、好きなお笑いを突き詰めるみたいな選択肢もある。大阪のファンの場合は、基本的に客層が若いということもあって、生活ということにリアリティがないというよりは、今が永遠のような感情というのが、ファン真っ最中の時はあるから、「売れて欲しくない」というより、「変化を好まない」ということのほうが強いように思います。若いお笑いファンは、どうせほとんどが卒業してしまうから、売れて旅立つのは自分たちが卒業してからで良いと、無意識のうちにあるんじゃないでしょうか。
ただこれって地方のお笑いファンとか、テレビを通してお笑いに接する人たちには、やはりどう考えても理解できない感情ですよね(笑)。売れなきゃ辞めるしかないですからね、みんながみんなリットン調査団や大川興業にはなれないんですから。
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やっぱりこの件も含めて、現在お笑いというコンテンツが、通信会社やプロバイダーなどに、有益な素材であるという認識がされている。ということが重要なんでしょう。提供されるところが増えることで、芸人さんは仕事も広がるし、ファンも地域格差というのを狭めることが出来るんだから、ムードに水をかけるだけではなく、建設的にお笑い界にとって良い流れに持っていきたい。
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