『S-1グランドチャンピオン2010』

思っていた以上にストレスのない番組でした。その一番の理由は、最初のブロックが浅越ゴエ、次のブロックがNON STYLEと、順当に良かったところが勝ち上がりましたからね、最後のブロックもTKOが僕は一番良かったけど、陣内智則でも全く問題なかったですから、面白かった動画やネタが順当に上にきたのと、悪ふざけで終わっていたり、クオリティの低いネタは、普通に低得点ばかりでお客さん投票が、分かりやすい結果でよかった。
やっぱり他の番組の企画から、少し参加みたいなのだと厳しいよなというのと、敗者復活のはんにゃや、各大会優勝者の三組は、準備のしようがないからアリネタするしかなかったのは仕方なかったですが、それでもあべこうじはR-1とは違うものを用意して、結果は別にしてその心意気が良かった。あと山田與志は普通にR-1のネタやって、どう変えてくるのかと思ったら、まさかの阿藤快ホンモノ登場で、もしかして勝ち上がった時のために、地井武男も二本目用にスタンバイしていたんだろうか?(笑) でも山田與志浅越ゴエ、TKOのように、大掛かりな番組になるから、普段と違うお金や労力のかかることをするという、心意気が見える出演者が多かったのも、事前の心配事を吹き飛ばす、良い番組に仕上がったように見えました。個人的にはTKOに一億円取らせて、HIROくんが何日かけて、全部を食い尽くすか見たかったなあ(笑)。
最終決戦は一本目が良かったのもありますが、浅越ゴエNON STYLEと一億円を有効に利用してくれそうな人たちと、一億円ぐらい貰わなきゃやってられないことがあった陣内で、誰が優秀しても良いなという状況で見れたのも良かったです。
最終決戦は、お客さんが望んでるのとは違う方向で、違うことをやってしまった浅越と、アリネタ二連発だった陣内が票伸ばせなかった。というだけでしたね。ということでNON STYLEは、また大変なことになってしまったけど、とりあえず今日の所はおめでとうで、良い形でファンに還元できるように、使い道をこれから考えていってください。それにしても一本目のネタへのお客さんの反応、井上のキャラもすっかり浸透したなあ。