『爆笑レッドカーペット』2010年3月13日放送分

オープニングの映像だけで見ても、中川家とろサーモンビタミンSGAG少年楽団、そして元関西だけど2700と、かなり関西色の強いメンバーになっている。
ゆってぃは、R-1のサバイバルステージの時のネタで、ピンの人はしばらくR-1でやったネタを、この番組用の尺でやっていくようです。GAG少年楽団は、やはり宮戸がボケに回るネタが、引っかかったようですね。ただ別に次に繋がる感じでもなかったかな? トリオでやる必然性も薄いネタですしね。柳原可奈子はやっぱりスゲエなあ。やっぱり去年も今年も、本当はR-1はこの人が出て取るべきだったんだろうなあ。
ビタミンS、最初のツカミボケで、ちょっと引かれてなかった?(笑) アルコ&ピースについては、いつ見ても設定に溺れているというか、凝った設定と巧いオチが全てになりすぎてる印象がある。なんていうか東京のコント勢は、全体的に「なんちゃってアンジャッシュ」が量産しているように見える。
とろサーモンは、やっぱりこのネタか。こういう番組で見ると、このネタは大爆発には至らないけど、そこそこは填りますよね。ただとろサーモンには、スカシ漫才の時の衝撃があるから、どれだけ巧い漫才や、良いキャラの漫才を持ってきても、どうしてもスカシ漫才初見の時の印象と比べてしまうのが、彼らの不幸になっている。こりゃめでてーなも設定に捕らわれてるネタだなあ。凝った設定は良いけど、そこに縛られて巧い事を言うことが、笑いを取ることより優先してしまってる。東京の芸人は設定を懲りすぎて、そこに足を絡まれている感じで、大阪の芸人は設定を気にしなさ過ぎている。赤いプルトニウムは、茨城ネタというよりは、田舎のヤンキーのねえちゃんあるあるですよね。
今日良かったのは、西村深村2700の二組で、西村深村は前回見た時は、テレビや広い会場ではなくて、狭いところで生で見たら面白いタイプかと思ったけど、前回の出演で何か掴んだのか、演技プランが若干変わったのか、よゐこや誉のようなあえてやっている感が、しっかりと出ていて面白さが伝わってきた。オチとオチの良い具合な見切り方が好き。そして2700については、改めて覚醒したと実感しました。設定の詰め込み方と、あえてゆるくやってる部分が絶妙だよなあ。あの微妙な良い具合での不徹底感が、西村深村2700の二組が、小芝居ではなく、演芸になっている。
キングオブコメディ×ゆってぃのコラボ、ゆってぃはこういうコラボすると、以前の正統派のコントやってたというのが、普通に出ますね。ツッコミもストーリーを回す演技も、普通に達者です。このキンコメのネタは、コラボ用に便利なネタだ(笑)。
今日は自分が良かったところが、あんまりカムバックに残らなかった。いまさら柳原もないような気がするから、またインスタントジョンソンかな? という風に見ていたけど、今日は宮本アナウンサーが主役の日になりました。

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