『さよなら絶望先生 (20)』(久米田康司/講談社)

マンネリが進んだことで、さらにネタの方に力が入るようになった。絵や漫画的なキャラ設定ではなく、時事批評と笑いのネタに特化していくタイプのギャグマンガは、実は最近少なくなっていて貴重な存在になっている。
ギャグマンガとして、ここまでテキストとネームの力で楽しませてくれるのは、満足度が高いです。そこに専念するために切り捨てたところ、あえてマンネリにしているところの才覚が素晴らしい。

さよなら絶望先生(20) (講談社コミックス)さよなら絶望先生(20) (講談社コミックス)

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