『爆笑オンエアバトル視聴者投票1位バトル』2010年2月26日放送分

始まる前はメンバーが良いとテンション上がっていたけれども、終わってみたらテンションダダ下がりだったので、もう淡々とレビューします。

スーパーマラドーナ漫才「エレベーターで気まずい」385KB

大阪の若手の教科書通りのような漫才。このコンビは武智がこのキャラで、やってる漫才がオーソドックスを越えて、教科書通りの感すらある漫才なのは、ネタを小さく見せてしまっている。小ネタやくすぐりなどを多用していて、番組対策は講じてましたけど、いかんせんネタそのものの線が細い。ただトップ出番と言うこと考えても、自分が客席にいたら、ギリギリ及第で玉入れたかな？ 70点。

響漫才「同窓会」293KB

長友は女装コントするようになってから、漫才でも芝居は巧くなったけど、女装していないと、やっぱり普通ですね。50点。

ダブルブッキングコント「本題よりも気になる話」437KB

まずこのネタなのかということで、少しだけ残念だった。それにしても東京のコントの人って、バタ臭すぎるか、垢抜けないかの両極端だよなあ。でもこれもギリギリ玉は入れるかな？ 70点。

アルコ＆ピースコント「自殺を止めない」329KB

あー良い感じだったけど、最後のオチは余計だなあと思った。どうして大阪の芸人は、コントに演劇要素を入れないのかと思うけど、東京の芸人は、コントで演劇をやりすぎてしまうんだろう。60点。

アームストロング漫才「ビールかけ」449KB

ネタの内容に関係なく。中盤から最後にかけて、最後はいつもの流れにというネタは、ベテラン限定にならないものだろうか？大阪のお笑いの客が好きなネタの傾向ってあるけど、東京のお笑いファンつてこういうの好きそうだなあとは思った。30点。

パンクブーブー漫才「ご近所のクレーム」409KB

M-1で優勝したネタをかけて、本人達も会場も盛り上がらないまま、良くも悪くもない点数と順位という、非常にしょっぱい舞台になりましたね。去年のチャンピオン大会にオードリーが出なかったように、ここもキャンセルしても良かったかも知れない。またお客さんがみんな最高のテンションで、このネタやってる時の記憶がしっかりあるのに、やり馴れたネタを流し気味でやってるような見えて、そういう意味でも比較されてしまいましたよね。55点。

ラバーガールコント「彼女紹介」301KB

なんかキャラが薄く、ネタも無個性になっていてビックリした。ネタもコントというよりも小芝居。最近のラバーガールがオンバトや賞レースなどで不振だった理由が良く分かった。とりあえず芸人は調子悪くなると、ルックスにも問題が出てくる。プラマイの岩橋じゃないけど、飛永も痩せなきゃダメだよ。20点。

マシンガンズ漫才「Yahoo!知恵袋」413KB

正直、ここまでの段階なら圧勝だったと思うけど、客がビックリするぐらい受けていない。お客さん疲れてるよなあ。どうなるか全く分からない。当然僕は玉入れるでしょう。85点。

ブロードキャスト漫才「お年寄りを大切にする」401KB

なんか今日は、全体的に古くさいのとか、お行儀の良い教科書通りのが多かった。それを象徴するようなトリだった。25点。

結果発表

ということでアームストロングがチャンピオン大会に進出決定、僕の自分の個人採点、アームストロングは下から二番目なんだけど（笑）。まあ東京のお客さんは、こういうの好きだよなあというのは分かっていたから、そんなに驚きもないです。ただせっかく視聴者投票バトルで、このメンバー決まったんだから、ここも視聴者投票バトルにしたら良かったのに（笑）。とりあえず自己採点の平均点が51.6点とかどうなのよ（笑）。あとアルコ＆ピースは、最後まで全部見た後だと、玉入れても良かったのではと思いました。
そしてチャンピオン大会の予告でしたが、このメンバーだとU字工事とハライチの一騎打ちでしょうね。そこにどこまで我人祥太とななめ45°が迫れるかでしょう。我人祥太は初のピン、ななめ45°はアンジャッシュ以来二組目のコントでのチャンピオンに期待したいです。