『旭堂南半球のガンダム講談一年戦争（完全版） 〜ルウムの章〜』

今回は『ルウム海海戦』という新作が前後編で入りましたが、テレビ放送の第一話の前の話という、設定資料やゲームなどでしか語られていない話で、それを前後編でやるほどのものかな？ という風には思いました。マニアックだったし、あんまりガンダム詳しくないお客さんも来るから、二本続くのは厳しかったかな？ 今回やる予定だったけど、これが前後編になったばっかりに、次回に回ってしまった『古今まれなる追撃戦』は分かりやすい話だから、しっかりこっちやってほしかった。
特に今回はそのあとでガンダムを知らない人に、ガンプラを勧めるという『GUN-Tube』の映像と、それに出演していた俳優さんとのトークがありましたから、余計に分かりやすい話が削れたのは残念でした。
今回はゲストとして、毎回古典を話する旭堂南陽さんが、『大塩の謎解き』をお話ししていて、こういう古典講談もあるというのは、結構新鮮だったようで、お客さんも大いに楽しめる一席でした。
そのあとの打ち上げでは、南陽さんや講談をこれで知らないお客さんとの席で、今後の方向性について色々と興味深い話を伺う、古典の探偵講談は面白くないけれども、現代の探偵講談やって欲しいよね、というか南陽さんは『名探偵コナン』に嵌ってるんだから、コナン講談やって欲しい（笑）。

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