『Jリーグレフェリー座談会 2010』
前回は吉田寿光主審の、ウズベクとバーレーンのプレイオフ再試合になった判定についての話が面白かった。今回は岡田正義、家本政明の二人が呼ばれていて、それぞれ雨天中止の判断をしたカシマスタジアムの試合と、退場者を沢山出したゼロックスについて、説明というか弁解というか釈明というか、そういう話をしていたのですが、岡田さんも家本さんも、良い人なのは分かるけど、杓子定規に生真面目すぎる印象だけが残るお話でした。あと二人ともプライドが凄く高い。
Jリーグがプロフェッショナルレフェリーという制度を設けたり、審判の多くを教師、警官、自衛官といった、公務員に頼らなくてはいけないというのは、日本の民間企業に勤めていたら、レフェリーするからといって仕事を休めないという、日本の環境があるから致し方ないことです。おそらく日本のサッカー感強では、レフェリーになる人の頭数を確保するだけでも大変で、レベルアップなんて事を望める段階ではないのでしょう。
でもプロフェッショナルレフェリーの、収入に値するだけの仕事が、現状で出来ているのか? という疑問と、分かりやすいベタな学校の先生目線のようなレフリングというのは、考えものだなあと思ってしまいました。
司会の平畠さんもつくろってはいたけど、あんまり説明効いて納得してる感じじゃなかったよな(笑)。
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