2010/01/23 テレビ お笑い〜三つとも吉本の若手の環境の問題とも思える

YouTube - tenshin

このネタは過去に『NHK上方漫才コンクール』の決勝で、天津がやったオタク漫才ですが、昨日のオンバトの漫才の感想として、「やっぱりエロ詩吟やキモオチのネタはNHKでは出来ないから、こういう普通の漫才をさせられてるんだ」という反応が、結構見かけたんですが、いやこの人たちの本当にやりたいことは、あっちの普通の漫才の方だったりするんですよね(笑)。
で、この動画のネタなんですが、NHKのしかも関西ローカルとはいえ、ゴールデンで流れる賞レースの決勝で、ここまでスレスレのネタをやっていた人たちが、いまそれぞれ危ないネタで知名度上がってるのに、自分たちが本業と思っている漫才だと、所謂、毒にも薬にもならないネタやってるのは、残念に思ってしまいます。
木村は結構エロ詩吟に覚悟決めて、割り切ってやってる感じがあるんだけど、漫才でそこまでの冒険が出来ないのは、やはり向の方が迷っているということなんですかね? 吉本の芸人さんって、若手のうちはコンビの頭脳と愛されるキャラというのが、はっきりと分かれるんですけど、売れていく過程や、若手から中堅に変わった時に、コンビの立場が実質逆転してるのに、本人達や周囲が気付かなくて、バランスが崩れる時があるんですよねえ。
トミーズが昔に、「僕たちは雅が先に売れて、後々に健が抜いていく」という戦略を語っていたことがあって、いままさにその通りになっているけど、そういう強い部分での強かさを持たないと、自分が望まない形や、予想していなかった形で売れた芸人さんは辛いでしょうね、特に吉本の芸人さんは劇場がある分、こだわりが強いというか、こだわりを維持する環境がありますからね。

ミニコントに一般人を巻き込まないで欲しいな - お笑い芸人のちょっとヒヒ話

巻き込むなとは言わないけれど、相手に迷惑をかけるなとか、相手においしい形にしようよ。ということは思うよね。「エピソードトーク」というものに関しては、テレビに関しては飽和した上で、明らかに急速に一周回ってしまった感がある。やはり「トークと漫談の違い」というのは、もっと論じられて良い。

年寄りにお子ちゃま口調で話しかけたりガキを生き物から遠ざけすぎたりするのってバカにしてるっていう点同じだよねー - そういうものです乙

まあ別にお笑いに対して、みんながみんな高い見識なんていらないんですけど。単純に楽しむのが一番。でもなんか一言物申したいというのなら、ちょっとはねと。
ちょっとズレるかも知れないけど、マニアックな評価されている芸人さんの声に、ムーヴメントが流されたりとか、長くやっているだけの人が、周りが芸人や作家として出世しだしたから、一緒に上がっていくというのは、何か不健全だよなあと思うのです。

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