『人志松本の○○な話』がダメな理由と、大阪芸人バラエティの吉本新喜劇化

千原ジュニアの暴挙(?)で『2ちゃんねる』大激論! 美術館で飲食注意され激怒 - ガジェット通信

バカリズム、くわばた、せいじの視点は芸人として面白い。違った視点からの疑問とかを、「ゆるせない話」というパッケージで出しているけど、ジュニアと松本はやはり単なるクレーマー。木村は論外でしょう。タレントであることをアピールしながら、相手を恫喝した話とかは、本当ならあれをきっかけに、テレビに出しちゃダメな人扱いを受けても、不思議ではなかったレベルの言動だった。
しかし松本やジュニアの発言自体よりも、明らかにおかしな事を言ってる時に、フォローもツッコミも入らないというのが、この番組というより、いまの芸人しか出てこない番組、全体の問題だと思われます。

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この中の話でも、観光は偉い人が観に行くことで、その地に光を当てに行くとか、これだけじゃないんだけど、そういう意味があったけど、意味が変化していた。単なるレジャー旅行のことは、昔の言い方だと物見遊山となるけれど、明治の頃に意味が混ざって……というのも、正確な解説ではないかもしれませんが、せめてこのレベルの解説ぐらいは、フォローしてほしい。松本が黒田官兵衛の聞きかじり程度の、半端な知識披露した時とかも、本当にテレビの前で恥ずかしかった。
この番組って理不尽な怒りや、明らかに間違った知識が披露されている時に、一切のツッコミや補足テロップが入らないのが、公共放送としてどうなの? という風に思うことが多いです。特に松本はともかく、どうしてジュニアや木村祐一が、突っこんではいけない存在になっているのか、さっぱり理解できない。僕が理解できないぐらいだから、お笑いに興味ない人は、もっと理解できないんじゃないのかな?
もういかに現在のテレビバラエティが、役割の効率化が進んだ結果、ツッコミ役と突っこまれ役というのが決まっていて、この番組ではせいじや山下は、どんなに真っ当なことを言っても突っこまれる。でも松本や木村、ジュニアは絶対に突っこまれない。突っこむ流れになっても深追いしなくなっている。これはこの日の放送で、小薮との絡みが面白かったという感想が多く出ていますが、あれってかなり吉本新喜劇的なやり取りだったと思うのですが、いまのトークバラエティが、全体的にお約束と役割の遵守という流れになっているから、ああいうやり取りがハマるんだろうなあ、という風に感じました。

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