『アオイホノオ (3)』(島本和彦/小学館)

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島本和彦『まんが道』は、いよいよ東京の出版社に持ち込みにいって、大きく挫折をして帰ってきたところは、青春物としても、『まんが道』としても、素晴らしいシーンだった。その後に『ロッキー』の1と2の同時上映を見に行った、というのはおそらく事実なんでしょうが、島本さんらしいなあ(笑)。
後半の大学に帰ってきてからは、島本和彦の『まんが道』としても面白いし、ガイナックスの人たちの習作期、どうやってプロになっていくか、というのを間近で、でも部外者として見てきた人の記録でもあるし、80年代前半の大阪の大学生、それも南大阪の比較的簡単に入ることが出来る大学を舞台にしているという意味で、『嗚呼!!花の応援団』とも共通しているんですよね、向こうが体育会系で、こちらは文化系というだけで、出てくる時代や舞台に近いところがあるのも、抑えといて良いように考えています。

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