ビートたけしとクイズ番組前史

初期ひょうきん族のひどい企画「バカは死ね」 - 死んだ目でダブルピース

たけしさんのテレビ界での活躍を、前期・中期・後期と分けた場合。中期の最大の功績って、『平成教育委員会』というクイズ番組の企画立案だからなあ。あと前期の後半からたけしさんを見ている時代の世代にとって、ビートたけしのイメージって大橋巨泉司会の番組のパネラー、という印象も強いんですが、ひょうきん族みたいなことが出来なくなった後での、たけしさんの番組の立ち上げ方とか、軍団との番組のやり方の巨泉メゾットの導入というのは、もっと語られ検証されても良いと思う。
この頃のコントの感想は、たけしさんの悪趣味の暴走が、やっぱり行きすぎていると思うし、周りにそれを中和する力がある芸人もいない印象。さんまとのツートップ体制の確立や、片岡鶴太郎、山田邦子の本格参入して、たけしさんの周囲をアイドル性を備えた芸人で固めれるようになってからが、やはり『ひょうきん族』の真のスタート感がある。

フジテレビ開局50周年記念DVD オレたちひょうきん族 THE DVD 1981-1989 by G-Tools