『M-1グランプリ2009』大阪三回戦一日目〜アマチュアの志ん茶が二度目の準決勝進出
M−1グランプリ3回戦1日目@京橋花月 - ike-chinの日記
志ん茶が一番良かったという意見があるのが全てだな。他にも一々うなずく寸評多し。天竺鼠とジャルジャルは漫才をやる気がないのでは? という指摘もされている人がいるけど、それは僕の二回戦で受けた印象と全く同じ。どうしてもモチベーションを上げられないのなら、M-1に向けて準備が出来ないのなら、しずるやフルーツポンチ、はんにゃ、同じ大阪でもビーフケーキがそうだったように、事務所ときちんと相談して、M-1もアワードも出なきゃ良いのに。
あと二回戦で爆笑取っていた、アマチュアやインディーズの芸人が、同じネタで不合格になっただけでなく、厳しい感想を書かれているのを見ると、やはりステージの格というのは、芸人の力量が左右されるものだというのが分かる。オフクロワークスは不合格になったとしても、二回戦の受け具合を考えれば、そこそこ三回戦では笑いが取れると思っていた。
しかしまた志ん茶の話になりますが、彼らは去年のM-1からこっち、広島と京都分かれて暮らしていて、今回もネタ合わせなどにそれほど多くの時間が取れたとも思えないし、人前の舞台数なんてしれているはずなのに、ほぼ毎日のように舞台に立っている、吉本、松竹、インディーズの芸人が負けているのは、情けないというしかない。
あと感想の中には「ネタが散らかっている」的なものが多いのですが、確かにM-1に限らず、若手のネタを見ていると、そう感じるコンビが増えてきている。あれは構成力がないのか、それとも構成の必要性を感じていないのか、発想力のあるボケや良いフレーズを並べているだけで、漫才になると思っている人が多いのでしょうか。
「漫才が単に巧いだけになっている」という感想もスーパーマラドーナの感想でありますが。これも多くの大阪の若手に当てはまっていて、学天即もそうだし、あとさかなDVDとゼミナールキッチンの評も、全てのbaseで足踏みしている芸人に当てはまってる。
あと極悪連合は、もうヒネリ無しに、ストレートにやっていい時期は過ぎましたよね。逆にストレートにやった方が、受かっていたんじゃないか? というぐらいあのスタイルが新鮮だった頃に、変に捻って三回戦で失敗していたのはもったいなかった。しかしM-1の三回戦の感想で、「全体的にもう少し笑えたらいいのにと思う。」という言葉が出てくるのは厳しいわ。
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