漫才アワード2次予選の感想を読んで、今一度振り返る

第７回MBS新世代漫才アワード二次予選ネタパート - 一汁一菜絵日記帳

ダイアンや天津がbase時代に、この客層に受けていたネタを持ってきてダメだったり、テンダラーが去年までと変わらないことやってるのに、今回順位がガタ落ちしたのは、ハリガネロックや2丁拳銃が突然受けなくなったのと同じで、ある日突然に世代の趣味嗜好が、ガラっと変わることがあるんですよね、そこに対応していくか、お客さんの世代を上げていくか、というのが芸人の決断になるんでしょうし、そこで自分たちが昔、若い子に受けていたことを、やり続けるというのは芸人としての進歩とか成長の放棄ですよね。
あとスーパーマラドーナやギャロップの評で、「新世代でこの題材はないわ」という感想が続いていますが、番組の趣旨とか、審査員の例年の傾向とか、例えばABCの予選みたいに、予選終了後に芸人さんの前で、自分の審査方針とかを審査員が熱弁しているのに、そういうのを全く踏まえてこない芸人さんって、不思議で仕方ない。賞レースの予選会とか、番組のオーディションとかにでるのに、選ぶ方の趣旨にあってないというのはどうなの？
そしてジャルジャル、モンスターエンジンはM-1ファイナルの期待や呼び声も大きいですが、この二組の今年の賞レースでの迷走をみていると、どうしても僕は信用が出来ない。
あとサイドエイトが「ミモ・ファルス」を思い出すというのは、もう今となっては誰も分かんないだろうけど、僕だけでも爆笑します（笑）。POISON GIRL BANDはツカミで、何が始まるんだろうと期待したら、何も始まらなかったという、一気に高まった期待感が落とされたという、失望感もこの順位になってしまったんでしょうね。